国内映画ランキング : 2006年7月29日~2006年7月30日

映画ランキング : 2006年8月1日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2006年7月29日~2006年7月30日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

ゲド戦記

配給:東宝

日劇3ほか東宝系 1
2 1

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
3 2

日本沈没

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 3
4 3

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション/ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子マナフィ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
5 4

M:i:III

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 4
6 6

ブレイブ・ストーリー

配給:ワーナー

サロンパス・ルーブル丸の内ほか松竹・東急系 4
7 5

カーズ

配給:ブエナビスタ

スカラ座ほか東宝系 5
8 12

バルトの楽園

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 7
9 7

デスノート 前編

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 7
10 9

ラブ★コン

配給:松竹

シネリーブル池袋ほか松竹・東急系 3

※ファーストラン時点

「ゲド戦記」、「パイレーツ2」を倒して首位デビュー

ようやく梅雨が明け(東北地方除く)、夏らしくなった週末、宮崎ジュニアが初メガホンを取った「ゲド戦記」が豪快な出足で首位を奪った。全国435スクリーンには、公開2日間で67万2696人が集い、合計9億533万5600円が支払らわれた。ちなみに、05年の正月映画だった「ハウルの動く城」は、448スクリーンで110万5000人/14億8384万円だったので、その60%強の出足である。映画の評判はそれほど芳しくはないのだが、ジブリ作品は国民映画であることを十分に証明して見せた。この出足を受け、関係者からは「興収100億円以上」という予測も飛び出しているが、先行している「パイレーツ2」と本作のいずれかが、夏の王者となるだろう。その「パイレーツ2」だが、先行上映で十分に貯金しているとはいえ、1週で首位陥落となったのはやや意外。「ゲド」の勢いがどこまで続くかに注目だ。以下、トップ10圏内に新作はないが、「バルトの楽園」が12位から8位にジャンプアップ。週刊誌に盗作疑惑が出ていたが、よもやその影響ではあるまい。そして、「ダ・ヴィンチ・コード」が11週目にして圏外に転落。現在興収85億円付近だが、100億円到達はどうやら無理である。

2006年8月1日更新 駒井尚文

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