国内映画ランキング : 2006年5月20日~2006年5月21日

映画ランキング : 2006年5月23日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2006年5月20日~2006年5月21日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

ダ・ヴィンチ・コード

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 1
2 1

LIMIT OF LOVE/海猿

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
3 2

明日の記憶

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 2
4 3

名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 6
5 4

ナイロビの蜂

配給:ギャガ

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
6 5

チェケラッチョ!!

配給:東宝

TOHOシネマズ六本木ヒルズほか東宝系 5
7 6

アイス・エイジ2

配給:フォックス

日比谷スカラ座ほか東宝系 5
8 11

陽気なギャングが地球を回す

配給:松竹

池袋シネマサンシャインほか 2
9 8

ピンクパンサー

配給:フォックス

みゆき座ほか東宝系 2
10 10

テニスの王子様

配給:松竹

渋谷Q-AXシネマほか 2

※ファーストラン時点

「ダ・ヴィンチ・コード」日米同時首位。興収100億円に向け好発進

「ダ・ヴィンチ・コード」は日本でも強かった。ネット、TV、新聞などでも連日紹介され、社会現象と化した感もあって大ヒットは確実であったが、全国863スクリーン(うち、吹き替え上映が263スクリーン)というもの凄い規模での拡大公開とあって、初日・2日間で動員93万103人、興収12億8119万3100円という見事な数字を叩き出している。これは、国内では歴代14位のオープニング記録(先行上映を含まない作品としては、歴代7位)とのことである。ここ最近の洋画では、04年2月の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(興収103.2億円)の、動員113万人、興収15.5億円(先行あり)、05年夏休みの「スター・ウォーズ エピソード3」(興収92億円)の、動員135万8000人、興収18.8億円(先々行、先行あり)あたりのオープニング成績と比較するに、興収100億円の目は十分にあると予測できる。そして、2位の「海猿」は、3週目の週末で興収35億円を突破。目標の70億円に向け、折り返し地点を通過した。ここのところ低迷が続いていた国内映画マーケットだが、「海猿」「ダ・ヴィンチ」で俄に盛り上がりを見せている。この勢いで夏休みまで突っ走りたいところだ。

2006年5月23日更新 駒井尚文

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