全米映画ランキング : 2005年7月29日~2005年7月31日
全米映画ランキング:2005年8月2日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2005年7月29日~2005年7月31日
(金額・順位は確定後のもの)
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | スクリーン数 | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | Wedding CrashersNew Line Cinema | 3,030 | 3 | 20,475,000 | 116,074,000 | |
2 | 1 | Charlie and the Chocolate Factory | 3,775 | 3 | 16,385,000 | 148,100,000 | |
3 | 初 | Sky HighWalt Disney | 2,905 | 1 | 14,590,000 | 14,590,000 | |
4 | 初 | Stealth | 3,495 | 1 | 13,500,000 | 13,500,000 | |
5 | 初 | Must Love DogsWarner Bros. | 2,505 | 1 | 13,050,000 | 13,050,000 | |
6 | 3 | Fantastic Four | 2,744 | 4 | 6,800,000 | 136,145,000 | |
7 | 4 | The Island | 3,138 | 2 | 5,600,000 | 23,956,000 | |
8 | 6 | War of the Worlds | 2,324 | 5 | 5,435,000 | 218,332,000 | |
9 | 5 | Bad News Bears | 3,183 | 2 | 5,425,000 | 22,457,000 | |
10 | 10 | March of the Penguins | 778 | 6 | 4,131,000 | 16,431,000 |
「ウェディング・クラッシャーズ」が首位に浮上。新作群は不振
オーウェン・ウィルソン、ビンス・ボーン主演のコメディ「ウェディング・クラッシャーズ」が公開3週目にして首位を獲得。累計興収も1億ドルを突破し、最終的には1億7000万ドル以上の興収が見込める模様。公開から3週目にナンバーワンを獲るというのは極めて希なケースで、配給元のニューラインにとっては驚きの大ヒットとなっている。一方、その煽りをくったのが3、4、5位にランクインした新作3本。3位のディズニー映画「スカイ・ハイ」はカート・ラッセル、ケリー・プレストン主演のファミリー向けアドベンチャー。意外にもこれが今年のウォルト・ディズニー最高のオープニング作品。続いて4位に入ったのはソニーの超大作「ステルス」。1億ドル超のバジェット+3495館という超拡大規模の公開ながら、オープニング3日間の成績はまさかの1350万ドル。ちなみに、監督は「トリプルX」のロブ・コーエン。実はソニーは今年の春先、監督がコーエンからリー・タマホリに交代した「トリプルX2」もコけさせており、まさに踏んだり蹴ったりとなった。5位に入ったのはダイアン・レイン、ジョン・キューザック主演のロマンティック・コメディ「マスト・ラブ・ドッグス」。25歳以上の女性をターゲットに作られているため、約1300万ドルという数字は決して悪くないだろう。
2005年8月2日更新 藤井竜太郎