国内映画ランキング : 2005年6月11日~2005年6月12日

映画ランキング : 2005年6月14日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2005年6月11日~2005年6月12日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

戦国自衛隊1549

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
2 1

電車男

配給:東宝

VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズほか東宝系 2
3 2

交渉人 真下正義

配給:東宝

日比谷スカラ座ほか東宝系 6
4 4

ミリオンダラー・ベイビー

配給:ムービーアイ/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 3
5

サハラ/死の砂漠を脱出せよ

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
6 3

フォーガットン

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 2
7 5

機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者

配給:松竹

シネ・リーブル池袋ほか 3
8 6

ホステージ

配給:松竹

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
9 7

最後の恋のはじめ方

配給:ソニー

日比谷みゆき座ほか東宝系 2
10 8

四日間の奇蹟

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 2

※ファーストラン時点

「戦国自衛隊1549」が首位。東宝作品が表彰台独占

東京地方は入梅となった週末、映画館はなかなかの盛況だったようだ。そんな中、「戦国自衛隊」から26年を経て、半村良の原作を福井晴敏がリ・イマジネーション、角川映画が自衛隊の全面協力を得て製作した「戦国自衛隊1549」が首位デビュー。初日・2日目の成績は、動員が25万4356人、興収が3億4868万円となかなか迫力ある数字となった。この興収は、今年3月の「ローレライ」対比で112%である。2位の「電車男」も絶好調。前週末よりも興収が13%伸びるという信じられない動きを見せ、累計では8億5000万円を突破している。最終的には20億円も狙えそうな勢いだが、ロイヤリティは果たして誰の手に? さらに「真下正義」が3位でこれに続き、何と東宝配給作品が1、2、3位を独占してしまった。シェアも恐らく50%を超えていると思われる。ちなみに、我々がこのコーナーを始めた98年以降、これまでに国内ランキングで上位3位を独占した配給会社はない。しかも今回の快挙は、3本中アニメ作品が1本もないというところに価値がある。もう1本、5位には「サハラ」がランクイン。客層がやや高め&ローカルで苦戦。レディースデイに期待、か。

2005年6月14日更新 駒井尚文

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