国内映画ランキング : 2005年6月4日~2005年6月5日
映画ランキング : 2005年6月7日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2005年6月4日~2005年6月5日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | 電車男配給:東宝 | VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズほか東宝系 | 1 | |
2 | 1 | 交渉人 真下正義配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 5 | |
3 | 初 | フォーガットン配給:UIP | 日劇3ほか東宝系 | 1 | |
4 | 2 | ミリオンダラー・ベイビー配給:ムービーアイ/松竹 | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 2 | |
5 | 3 | 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者配給:松竹 | シネ・リーブル池袋ほか | 2 | |
6 | 初 | ホステージ配給:松竹 | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 1 | |
7 | 初 | 最後の恋のはじめ方配給:ソニー | 日比谷みゆき座ほか東宝系 | 1 | |
8 | 初 | 四日間の奇蹟配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 1 | |
9 | 4 | キングダム・オブ・ヘブン配給:フォックス | 日劇1ほか東宝系 | 4 | |
10 | 5 | 炎のメモリアル配給:東宝東和 | 日比谷スカラ座ほか東宝系 | 3 |
※ファーストラン時点
「電車男」圧倒的な強さで首位デビュー。主題歌もオリコン首位に
我々が映画化に関する最初の情報をつかんだのが昨年の10月。東宝が映画化を発表したのが今年の2月。以来、たった4カ月で公開にまでこぎ着けた「電車男」が、何と国内ランキングで堂々の首位デビューを飾った。公開2日間の興収(全国192スクリーン)はおよそ2億8000万円。驚くなかれ、これは「いま、会いにゆきます」(興収48億円)とほぼ同等の出足である。ちなみに、本作は日比谷・有楽町地区での上映はなく、メイン館はヴァージン六本木。いずれにせよ、2位の「真下正義」とワンツーを決め、東宝の黄金時代はまだまだ続くようだ。以下、3位にはジュリアン・ムーアの「フォーガットン」、6位にはブルース・ウィリスの「ホステージ」、7位にはウィル・スミスの「最後の恋のはじめ方」と、ハリウッドの一枚看板作品が軒並みランクインするも揃ってかなりの苦戦模様。そして8位の「四日間の奇蹟」に至っては、「セカチュー」「いま、会い」路線を狙った東映がものの見事に失敗したかなり痛いケース。「天国の本屋」で失敗した松竹の記憶が甦る。
2005年6月7日更新 駒井尚文