国内映画ランキング : 2005年5月28日~2005年5月29日

映画ランキング : 2005年5月31日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2005年5月28日~2005年5月29日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

交渉人 真下正義

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
2

ミリオンダラー・ベイビー

配給:ムービーアイ/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
3

機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者

配給:松竹

シネリーブル池袋ほか 1
4 2

キングダム・オブ・ヘブン

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 3
5 3

炎のメモリアル

配給:東宝東和

日比谷スカラ座ほか東宝系 2
6 4

ザ・インタープリター

配給:UIP

有楽座ほか東宝系 2
7 6

Shall we Dance? <シャル・ウィ・ダンス?>

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

日劇3ほか東宝系 6
8 5

クローサー

配給:ソニー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
9 8

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

配給:アスミック・エース

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 4
10 9

マスク2

配給:ギャガ/東映

丸の内TOEI1ほか東映系 7

※ファーストラン時点

「ミリオンダラー・ベイビー」が2位、「ガンダム」が3位デビュー

「真下正義」が驚きのV4。累計興収は20億円を超え、未だ絶好調で走り続けている。6月11日からは「戦国自衛隊」が控えている日劇2チェーンだが、4日からはシャンテが休館することもあってムーブオーバーがなかなか大変そうだ。そして2位には、本年度アカデミー賞作品賞の「ミリオンダラー・ベイビー」が飛び込んだ。公開2日間の成績は、動員が13万人強、興収で1億7577万円(264スクリーン)となかなかの好ダッシュ。思った通り、ローカルがやや弱い傾向が見られるが、興収10億円は軽くクリアしそうな雰囲気だ。それ以上の20億円、30億円まで到達するかどうかは、平日の稼働率が鍵になるだろう。そして、3位の「機動戦士Zガンダム」はさらに凄まじい。公開2日間で83スクリーンから1億6074万円を搾り取るという荒稼ぎで、各地の公開劇場では日計新記録が続々飛び出しているという。こちらも興収10億円を超えそうな勢いだ。しかも、続編の「機動戦士ZガンダムII/恋人たち」も10月に待機中という抜け目なさ。以下、続映作品はそれなりに健闘を見せた週末となったが、鈴木清順監督、チャン・ツィイー主演の「オペレッタ狸御殿」は圏外からのスタート。同作に加え、「ミリオンダラー」「ガンダム」と新作の封切りが3本重なった松竹は、2勝1敗ながら久々に溜飲を下げた。

2005年5月31日更新 駒井尚文

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