国内映画ランキング : 2005年5月21日~2005年5月22日
映画ランキング : 2005年5月24日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2005年5月21日~2005年5月22日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | 交渉人 真下正義配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 3 | |
2 | 2 | キングダム・オブ・ヘブン配給:フォックス | 日劇1ほか東宝系 | 2 | |
3 | 初 | 炎のメモリアル配給:東宝東和 | 日比谷スカラ座ほか東宝系 | 1 | |
4 | 初 | ザ・インタープリター配給:UIP | 有楽座ほか東宝系 | 1 | |
5 | 初 | クローサー配給:ソニー | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 1 | |
6 | 3 | Shall we Dance? <シャル・ウィ・ダンス?>配給:ギャガ・コミュニケーションズ | 日劇3ほか東宝系 | 5 | |
7 | 5 | コンスタンティン配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 6 | |
8 | 4 | レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語配給:アスミック・エース | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 3 | |
9 | 7 | マスク2配給:ギャガ/東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 6 | |
10 | 初 | デンジャラス・ビューティー2配給:ワーナー | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 1 |
※ファーストラン時点
「真下正義」がV3。「キングダム・オブ・ヘブン」も2位キープ
海の向こうでは「スター・ウォーズ エピソード3」が過去最高のオープニングを飾った週末だったが、国内マーケットはどうにも沈滞気味。首位は3週連続で「真下正義」、2位も2週連続で「キングダム・オブ・ヘブン」となっている。新作も多数封切られているが、スカラ座系に出た「炎のメモリアル」が最上位の3位。全米では昨年10月に封切られ、7000万ドルほど稼いだ作品だが、日本では今ひとつ迫力がない。続く4位の「ザ・インタープリター」、5位の「クローサー」にしても、それぞれ全米では6500万ドル、1億ドルの興収を記録しているが、日本では10億円稼ぐのも厳しそうな出足である。6位以下には、「Shall We Dance?」「コンスタンティン」などゴールデンウィークの健闘組が居座り、初登場で10位の「デンジャラス・ビューティー2」も加えて、上位10作品中9作品がハリウッド・メジャー作品という、久しぶりに「大人な」ランキングとなっている。一方でそれは、国内マーケットが沈滞している証拠でもあるのだが……。さて、今週末は、今年のオスカー作品賞に輝いた「ミリオンダラー・ベイビー」がようやく公開。御大イーストウッドに喝を入れていただきましょう。
2005年5月24日更新 駒井尚文