全米映画ランキング : 2005年2月25日~2005年2月27日

全米映画ランキング:2005年3月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年2月25日~2005年2月27日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Diary of a Mad Black Woman

Lions Gate

1,483 1 21,905,089 21,905,089
2 1

Hitch
「最後の恋のはじめ方」

Sony
(ソニー)

3,571 3 20,420,799 121,429,017
3 2

Constantine
「コンスタンティン」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,006 2 12,046,452 50,977,992
4

Cursed

Dimension

2,805 1 9,633,085 9,633,085
5

Man of the House

Revolution/Sony

2,442 1 8,917,251 8,917,251
6 5

Million Dollar Baby
「ミリオンダラー・ベイビー」

Warner Bros.
(ムービーアイ/松竹)

2,125 11 7,344,390 64,851,738
7 3

Because of Winn-Dixie

Fox

3,188 2 6,823,980 22,275,661
8 6

Are We There Yet?

Revolution/Sony

2,242 6 4,111,030 76,477,479
9 4

Son of the Mask
「マスク2」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス/東映)

2,966 2 3,822,241 14,018,767
10 8

The Aviator
「アビエイター」

Miramax/Warner Bros.
(松竹/ヘラルド)

1,579 11 3,739,037 93,643,789

黒人女性のドラマが首位、ウェス・クレイブンの新作が4位

アカデミー賞の週末。全米ボックスオフィスは「愛されし者」「ジョンQ/最後の決断」のキンバリー・エリス主演の黒人女性ドラマ「ダイアリー・オブ・ア・マッド・ブラック・ウーマン」が首位となった。弁護士の夫に尽くしていた主婦が突然捨てられ、自らの人生に再び向き合い、自分を捨てた夫を見返すために奮闘するというストーリー。批評家の評価は低かったが、黒人女性の圧倒的な支持を受けた。2位には先週首位の「最後の恋のはじめ方」。公開3週で興収1億2000万ドル超を稼ぎ、最終的には2億ドルも夢ではない。3位はキアヌ・リーブスの「コンスタンティン」。ここまでの10日間で5000万ドル強、最終的には約7500万~8000万ドルくらいか? 4位には「スクリーム」のウェス・クレイブン監督と脚本のケビン・ウィリアムソンが再びコンビを組んだ新作「カースト」。狼男を題材にしたスリラーで、主演はクリスティーナ・リッチ。そして、僅差で5位となったのは、トミー・リー・ジョーンズ扮する捜査官が殺人事件を目撃した女子高生を守るため、その女子高生が属するチアリーディングチームのコーチに扮したコメディ「マン・オブ・ザ・ハウス」。監督は「陽のあたる教室」「ブロンド・ライフ」のスティーブン・へレク。また、アカデミー作品賞を獲得した「ミリオンダラー・ベイビー」は今週6位。興収1億ドルへ向けて、もうひと稼ぎ出来そうだ。そして敗れた「アビエイター」も、気がつけば1億ドルまであと一息。

2005年3月1日更新 藤井竜太郎

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