全米映画ランキング : 2004年7月23日~2004年7月25日

全米映画ランキング:2004年7月27日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年7月23日~2004年7月25日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Bourne Supremacy
「ボーン・スプレマシー」

Universal
(UIP)

3,165 1 52,521,865 52,521,865
2 1

I, Robot
「アイ,ロボット」

Fox
(フォックス)

3,494 2 21,728,525 95,123,749
3

Catwoman
「キャットウーマン」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,117 1 16,728,411 16,728,411
4 2

Spider-Man 2
「スパイダーマン2」

Sony
(ソニー)

3,753 4 15,015,872 328,468,763
5 4

A Cinderella Story
「シンデレラ・ストーリー」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,625 2 7,834,289 29,608,773
6 3

Anchorman

Dreamworks

2,936 3 6,974,614 71,060,084
7 5

Fahrenheit 9/11
「華氏911」

Lions Gate
(ギャガ/ヘラルド)

1,855 5 4,759,921 103,115,645
8 7

The Notebook
「きみに読む物語」

New Line
(ギャガ・ヒューマックス)

2,003 5 4,268,634 62,318,684
9 6

King Arthur
「キング・アーサー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,104 3 3,036,114 45,169,967
10 10

Shrek 2
「シュレック2」

Dreamworks
(UIP)

1,559 10 2,316,663 429,441,294

「ボーン・アイデンティティー」の続編が首位、「キャットウーマン」は3位

02年夏に大ヒットを記録したマット・デイモン主演「ボーン・アイデンティティー」の続編「ボーン・スプレマシー」が、予想を大幅に上回る数字で首位デビューを飾った。週末の興収は約5200万ドルと、デイモン主演作では過去最高。どうやらデイモンは、マネー・メーキングスターの座を確かなものにしたようだ。一方、同日に公開されたバットマンのスピンオフ企画「キャットウーマン」は「ボーン~」とほぼ同じ劇場数での公開ながら、興収は3分の1の約1700万ドル。ハル・ベリーをタイトル・ロール、脇にシャロン・ストーン、ベンジャミン・ブラッドを配して作られた本作だが、批評的にも全米マスコミにほぼ糾弾されるような形勢になっており、もはや取りつく島もない。オスカー女優ハル・ベリーとしては、結構な痛手を被った格好。「ボーン~」と「キャットウーマン」の間で2位を確保した「アイ,ロボット」は今週も順調に数字を伸ばし、2週目で興収9500万ドルまで来た。その他、7位の「華氏911」はドキュメンタリー映画史上初の1億ドルを突破し、まだまだ記録は伸びそうだ。また、10位の「シュレック」も粘り強く10位に留まり、ここまでの興収は4億2900万ドルを超え、全米歴代4位の「エピソード1」を抜くのは確実となった。

2004年7月27日更新 藤井竜太郎

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