国内映画ランキング : 2004年2月7日~2004年2月8日
映画ランキング : 2004年2月10日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2004年2月7日~2004年2月8日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | ラスト・サムライ配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 10 | |
2 | 初 | ラブ・アクチュアリー配給:UIP | 日劇3ほか東宝系 | 1 | |
3 | 2 | ファインディング・ニモ配給:ブエナビスタ | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 10 | |
4 | 初 | 赤い月配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 1 | |
5 | 3 | 着信アリ配給:東宝 | 有楽町スバル座ほか東宝系 | 4 | |
6 | 5 | 半落ち配給:東映 | 丸の内東映ほか東映系 | 5 | |
7 | 4 | シービスケット配給:UIP | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 3 | |
8 | 7 | 解夏配給:東宝 | みゆき座ほか東宝系 | 4 | |
9 | 6 | タイムライン配給:ギャガ・ヒューマックス | 日劇1ほか東宝系 | 4 | |
10 | 8 | ミスティック・リバー配給:ワーナー | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 5 |
※ファーストラン時点
「ラブ・アクチュアリー」が2位デビュー。「赤い月」は4位
10回目の週末を経過し、興収115億円を突破した「ラスト・サムライ」がV4。全米の累計興収は1億860万ドルだから、現時点で日米の興収はほぼ同等。最終的には日本が全米を上回ることが確実となった。2位には「ラブ・アクチュアリー」が登場。初日・2日目の成績は、動員およそ11万7000人、興収約1億7300万円と「シービスケット」とほぼ同等の出足。当面の目標は興収15億円近辺となるが、ローカルがやや弱いのが気になるところ。3位の「ニモ」は10週目にしておよそ105億円。「サムライ」との差はほぼ10億円まで広がっている。そして初登場で4位となったのは、なかにし礼の原作を中国ロケで映画化した「赤い月」。初日・2日目の成績は、「阿修羅のごとく」を上回ったが「解夏」よりは悪い。「着信アリ」は先週末のムーブオーバーを受け2ランク下がったが、それでも相変わらず好調。有楽町より池袋の方が高稼働だというデータは、ローカルが強いことを証明している。さて、「王の帰還」の先行オールナイトは全国700スクリーンで実施され、動員が26万7700人、興収が3億7600万円と出た。興収は「1」対比で172%、「2」対比で121%となっており、日本でもシリーズ最大のヒットとなることは間違いないだろう。国内チャートでも、来週の公開以降ゴールデンウィークまでは一本かぶりの状態が続くのは確実だ。
2004年2月10日更新 駒井尚文