国内映画ランキング : 2004年1月31日~2004年2月1日

映画ランキング : 2004年2月3日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年1月31日~2004年2月1日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ラスト・サムライ

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 9
2 2

ファインディング・ニモ

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 9
3 3

着信アリ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
4 4

シービスケット

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
5 6

半落ち

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4
6 5

タイムライン

配給:ギャガ・ヒューマックス

日劇1ほか東宝系 3
7 7

解夏

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 3
8 9

ミスティック・リバー

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 4
9 8

ハリウッド的殺人事件

配給:ブエナビスタ

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
10

ニューオーリンズ・トライアル

配給:東宝東和

日比谷映画ほか東宝系 1

※ファーストラン時点

「ラスト・サムライ」オスカー・ノミネート効果で加速

「ラスト・サムライ」が止まらない。渡辺謙のオスカー助演男優賞ノミネート、さらに2月1日が映画サービスデーだったこともあり、前週比で156%の観客が詰めかけた。1日までの累計興収は107億円に達し、「ニモ」に5億円近い差をつけた。正月映画の首位の座を完全に確保した格好。全米での累計興収が、現在1億746万ドル(約114億円)だから、円高も手伝ってこれを凌ぐ可能性も十分ある。もう1本、オスカー効果で躍進したのが「ミスティック・リバー」。作品賞以下主要6部門でのノミネートを受け、動員が前週比で200%以上という高稼働ぶり。累計では興収7億円が目前となっている。また、やはり作品賞以下7部門でノミネートを受けた「シービスケット」も前週を上回った。こちらは興収5億円を突破している。初登場作品は、10位に食い込んだ「ニューオーリンズ・トライアル」1本だけと寂しかったが、今週末は「ラブ・アクチュアリー」「赤い月」「この世の外へ」などが封切りになる。さらに、オスカー大本命「王の帰還」の先行オールナイトがいよいよ実施だ。第1作目と、第2作目が果たせなかった興収100億円を狙うだけあって、宣伝にも熱がこもって来ている。

2004年2月3日更新 駒井尚文

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