全米映画ランキング : 2003年11月21日~2003年11月23日

全米映画ランキング:2003年11月25日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年11月21日~2003年11月23日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Dr. Seuss' The Cat in the Hat
「ハットしてキャット」

Universal
(UIP)

3,464 1 38,329,160 38,329,160
2

Gothika
「ゴシカ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,382 1 19,288,438 19,288,438
3 1

Elf

New Line

3,381 3 18,715,992 94,732,626
4 2

Master and Commander: The Far Side of the World
「マスター・アンド・コマンダー」

Fox
(ブエナビスタ)

3,101 2 15,213,896 47,279,725
5 6

Love Actually
「ラブ・アクチュアリー」

Universal
(UIP)

1,690 3 8,644,555 30,436,985
6 3

The Matrix Revolutions
「マトリックス・レボリューションズ」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,024 3 7,032,216 125,382,792
7 4

Brother Bear
「ブラザー・ベア」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,885 5 5,346,869 70,322,073
8 5

Looney Tunes: Back in Action
「ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,903 2 4,215,236 14,891,610
9 7

Scary Movie 3
「スケアリー・ムービー3」

Dimension Films
(ギャガ)

2,359 5 3,135,252 106,469,358
10 8

Radio
「ラジオ」

Sony
(ソニー)

1,925 5 2,618,254 47,079,714

マイク・マイヤーズの「ハットしてキャット」が首位。「ゴシカ」が2位

サンクスギビング直前の週末ということで、アメリカの国民的絵本作家ドクター・スースの同名の絵本を映画化した「The Cat in the Hat」(邦題:「ハットしてキャット」)が予想通り首位デビュー。同じドクター・スース作品では、ジム・キャリーが主演した00年の「グリンチ」が全米で大ヒットしたが、マイク・マイヤーズ主演の今作は、その時の約70%のオープニング成績。2位には、ハル・ベリー主演のサスペンス「ゴシカ」が初登場。2400弱のスクリーン数ながら、3日間の興収はあわや2000万ドルに届こうかという好稼働ぶり。共演にはペネロペ・クルス、ロバート・ダウニー・Jr.、製作はジョエル・シルバー&ロバート・ゼメキスのダーク・キャッスルだ。監督は「憎しみ」「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソビッツ。監督としてはハリウッド・デビュー作となる。そう言えばこの「ゴシカ」、1月10日に予定されていた日本公開が延びて、替わりにイーストウッドの「ミスティック・リバー」が同日に公開されることになった。以下、3位の「エルフ」がもうすぐ1億ドル。4位の「マスター・アンド・コマンダー」は2週目でおよそ40%ダウンしたが、この週末も1500万ドル以上の商い。「ラブ・アクチュアリー」は先週から500スクリーンを追加して、順位を1つ上げてきた。6位の「レボリューションズ」は、興収が前週から57%以上落ちており、早くも青息吐息。この分だと1億5000万ドルも難しい。

2003年11月25日更新 藤井竜太郎

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