国内映画ランキング : 2003年7月26日~2003年7月27日

映画ランキング : 2003年7月29日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年7月26日~2003年7月27日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

踊る大捜査線THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
2 2

ターミネーター3

配給:東宝東和

日劇1ほか東宝系 3
3 3

ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション/七夜の願い星ジラーチ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
4 5

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

配給:ソニー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 5
5 4

マトリックス・リローデッド

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 8
6

茄子 アンダルシアの夏

配給:アスミック

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
7 6

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 2
8 7

バトル・ロワイアルII/鎮魂歌

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4
9 8

トレジャー・プラネット

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
10 9

スパイ・ゾルゲ

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 7

※ファーストラン時点

「踊る2」長期安定政権の構え。「茄子」は6位デビュー

公開以来、東宝やフジテレビの株価をも引き上げている「踊る2」が、今週も圧倒的な強さを見せている。リピーターもかなり現れている模様で、週末2日間の9大都市の動員数は前週比で83.5%と驚異的な安定感を示し、夏休みの残り期間を首位で乗り切らんばかりの勢いだ。余談だが、「踊る大捜査線」の英語題名は「Bayside Shakedown」という夏っぽいもの。2位には今週も「T3」。「踊る2」とのワンツー・フィニッシュは2週目となるが、できれば来週もこの場所に居たいところ。3位「ポケモン」、4位「チャリエン2」は、それぞれ前週比で約75%という動員数。これらに比べると「マトリックス・リローデッド」は、8週目を迎えてさすがにヘバってきた感が否めない。そろそろ、DVD発売に関する情報も発表されることだろう。さて、今週6位に初登場したのは、黒田硫黄の原作コミックを、スタジオ・ジブリ作品と関わりの深い高坂希太郎が監督した「茄子 アンダルシアの夏」。47分で1000円、1日7回まわし(!)という劇場がほとんど。当たり前だが、動員数の割には興収が低いせいもあって、それほどブレイクしている感はない。さて、今週末は「ハルク」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」が激突。今年の夏は、これまでのところ全国的に涼しかったお陰で、映画にとっては他のレジャーとあまり競合していなかった。梅雨明けを迎え、映画のパワーはまだ残っているのか?

2003年7月29日更新 駒井尚文

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