国内映画ランキング : 2003年6月21日~2003年6月22日

映画ランキング : 2003年6月24日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年6月21日~2003年6月22日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

マトリックス・リローデッド

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
2 2

ザ・コア

配給:ギャガ・ヒューマックス

日劇1ほか東宝系 3
3

ミニミニ大作戦

配給:ヘラルド

日比谷スカラ座1ほか東宝系 1
4 4

スパイ・ゾルゲ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
5 5

恋愛寫眞/Collage of Our Life

配給:松竹

渋谷東急ほか松竹・東急系 2
6 3

8 Mile

配給:UIP

ニュー東宝シネマほか東宝系 5
7

ソラリス

配給:フォックス

日比谷映画ほか東宝系 1
8 7

二重スパイ

配給:東映/ギャガ・ヒューマックス

丸の内東映ほか東映系 3
9 6

トゥー・ウィークス・ノーティス

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 5
10 9

めぐりあう時間たち

配給:アスミック/松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 6

※ファーストラン時点

「マトリロ」余裕のV3。「ミニミニ」は3位デビュー

「マトリックス・リローデッド」は興収50億円突破の最短記録(11日)を樹立して、ひたすらトップを快走中。ちなみに、興収50億円突破には、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が12日、「千と千尋の神隠し」が13日かかったそうだ。それにしてもこの作品、全米マーケットでの落ち込みの早さに比べると、日本は驚異的な粘り強さを見せていると言っていい。編集部の「マトリックス・ホットライン」に寄せられるメールを読んでいても、リピーターが相当数現れている模様。日本人は「謎は解き明かしたい」という欲求が、アメリカ人に比べかなり強いと見た。なお、渋谷の東急文化会館は6月30日をもって閉館となるので、本作を未見の方は、思い出を心に刻む意味でも是非パンテオンへ。3位には「ミニミニ大作戦」がデビュー。宣伝期間がかなり短めだった感が否めないが、それを考慮すれば順当なポジション。逆に、7位の「ソラリス」は全米公開から半年以上の宣伝期間があったが、本国同様、あまり芳しい成績を上げることができていない。さて、21日には全国315館で「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」の先行オールナイトが実施され、動員が約9万5000人、興収でおよそ1億5000万円というまずまずの数字を確保。これと27日の前夜祭興行を加え、今週末2日間の成績で「リローデッド」を首位から引きずり降ろすことができるか?

2003年6月24日更新 駒井尚文

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