国内映画ランキング : 2003年2月22日~2003年2月23日

映画ランキング : 2003年2月25日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年2月22日~2003年2月23日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
2 1

戦場のピアニスト

配給:アミューズ

日劇1ほか東宝系 2
3 2

レッド・ドラゴン

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 3
4

ビロウ

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷映画ほか東宝系 1
5 5

ボーン・アイデンティティー

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 5
6 4

Mr.ディーズ

配給:ソニー

ニュー東宝シネマほか東宝系 2
7 3

ハリー・ポッターと秘密の部屋

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 14
8 12

猟奇的な彼女

配給:アミューズ

シャンテ・シネほか 5
9 8

13階段

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
10 13

T.R.Y.

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 7

※ファーストラン時点

「二つの塔」が、前作を上回る出足で怒濤の首位

初日・2日目(先行オールナイト含む)の興収が11億3000万円で、前作の125%、同じく動員が80万3000人で、前作の130%という圧倒的なパワーで飛び出した「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」。それでも、昨年11月の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のオープニングに比べれば、およそ半分程度の数字ではあるが、前作の興収(90億7000万円)を上回る記録が期待できる文句のない滑り出しとなった。封切り日の22日、メイン館となる丸の内ピカデリー1では、コスプレイヤーも多数集結して、初回から立ち見となるほどの活気を見せていた。また、2位に落ちたとはいえ、「戦場のピアニスト」は前週からの落ちが15%と引き続き好調。英アカデミー賞(BAFTA賞)の作品賞も獲得し、オスカー・レースでも面白い存在になっている。4位の「ビロウ」は、潜水艦ものにしては珍しく女性が重要な役で登場する。プロデュースと脚本を、「π」でブレイクしたダーレン・アロノフスキーが担当。そして今週は、劇場数を増やした関係で「猟奇的な彼女」が初のランクインを果たしている。

2003年2月25日更新 駒井尚文

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