国内映画ランキング : 2002年7月27日~2002年7月28日

映画ランキング : 2002年7月30日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年7月27日~2002年7月28日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 3
2 2

猫の恩返し/ギブリーズepisode2

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 2
3 4

タイムマシン

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
4 3

メン・イン・ブラック2

配給:ソニー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 4
5

海は見ていた

配給:ソニー/日活

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
6 5

I am Sam/アイ・アム・サム

配給:松竹/アスミック

丸の内プラゼールほか松竹系 8
7

ピンポン

配給:アスミック

シネマライズほか 2
8 8

海辺の家

配給:ヘラルド

丸の内ピカデリー2ほか松竹系 2
9 6

スチュアート・リトル2

配給:ソニー

日劇3ほか東宝系 2
10 9

ポケットモンスター/水の都の護神ラティアスとラティオス

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3

※ファーストラン時点

「エピソード2」V3。ちょっと夏バテ気味の国内ランキング

相変わらず「エピソード2」一本かぶりといった感じの、日本の映画マーケット夏の陣。3週連続首位の「エピソード2」にしても、2位を定位置にしつつある「猫の恩返し」にしても、もはや数字的には迫力を失いつつあるというのが現状。そして今週は、「タイムマシン」が「MIBII」をうっちゃって3位浮上に成功。これは、「タイムマシン」の公開が当初7月27日の予定だったため、TVスポットが先週1週間で大量にオンエアされた影響が少なくないはず。5位には、黒澤明の遺した脚本を熊井啓が映画化した「海は見ていた」が新たにランクイン。続く「アイ・アム・サム」が8週目にして6位に止まっているのはちょっとした驚きだ。客層は確実にシニアまで広がっている。7位の「ピンポン」は、今週分からデータが発表されたため、この位置にひょっこり姿を現した。全国チェーン作品以外では、この「ピンポン」と「チョコレート」(12位)の大健闘が光る。いずれにせよ、超大作が週替わりでドカドカ公開された昨年のような盛り上がりからはほど遠く、ちょっと夏バテのようにも思える 国内マーケットである。\n\n※「ピンポン」は、前週まで興行通信社での集計の対象外でした。

2002年7月30日更新 駒井尚文

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