国内映画ランキング : 2002年6月15日~2002年6月16日
映画ランキング : 2002年6月18日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2002年6月15日~2002年6月16日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | スパイダーマン配給:ソニー | 日劇1ほか東宝系 | 6 | |
2 | 2 | 少林サッカー配給:クロックワークス/ギャガ・ヒューマックス | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 3 | |
3 | 5 | I am Sam/アイ・アム・サム配給:松竹/アスミック | 丸の内ピカデリー1ほか松竹系 | 2 | |
4 | 3 | 模倣犯配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 2 | |
5 | 初 | ニューヨークの恋人配給:ギャガ・ヒューマックス | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 1 | |
6 | 初 | ブレイド2配給:ヘラルド | ニュー東宝シネマほか東宝系 | 1 | |
7 | 4 | スコーピオン・キング配給:UIP | 日劇3ほか東宝系 | 2 | |
8 | 6 | パニック・ルーム配給:ソニー | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 5 | |
9 | 初 | 陽はまた昇る配給:東映 | 丸の内東映ほか東映系 | 1 | |
10 | 初 | ルーヴルの怪人配給:日活 | 渋谷東急3ほか松竹・東急系 | 1 |
※ファーストラン時点
「I am Sam/アイ・アム・サム」3位浮上。初登場作品は振るわず
W杯は、決勝トーナメントに突入。我らが日本代表が快進撃を続ける一方、優勝候補と目された強豪国が次々姿を消しているのは寂しい限り。映画の方はと言えば、この週末は、前週末に比べ動員数がアップ傾向だ。これはやはり前週日曜日の日本対ロシア戦で、全国的に動員がへこんだことの反動だと見るべきだろう。上位を占める3作の中では、とりわけ「I am Sam/アイ・アム・サム」が好調で、順位も2ランク上げてきている。そして、初登場作品は全部で4作がランクイン。まず、5位にはメグ・ライアンとヒュー・ジャックマン共演の「ニューヨークの恋人」。長かった宣伝期間の割には、やや物足りない成績。ジャンル的には、もう少し待って秋の公開の方が良かったのかも知れない。続いて6位には、ウェズリー・スナイプス主演のバンパイア・アクション「ブレイド2」。こちらは前作とあまり変わらない出足ながら、健闘と言っていいだろう。そして9位、「陽はまた昇る」は鳴り物入りでの映画化の割には不本意な成績。「ルーヴルの怪人」も10位がいっぱいいっぱいだ。圏外では、ジーン・ハックマンの「ザ・プロフェッショナル」がまずまずの成績。スカラ座2作品にあって、久々に気を吐いている。
2002年6月18日更新 駒井尚文