国内映画ランキング : 2002年6月8日~2002年6月9日

映画ランキング : 2002年6月11日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年6月8日~2002年6月9日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

スパイダーマン

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 5
2 2

少林サッカー

配給:クロックワークス/ギャガ・ヒューマックス

渋谷東急ほか松竹・東急系 2
3

模倣犯

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
4

スコーピオン・キング

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 1
5

I am Sam/アイ・アム・サム

配給:松竹/アスミック

丸の内ピカデリー1ほか松竹系 1
6 3

パニック・ルーム

配給:ソニー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 4
7 5

突入せよ!「あさま山荘」事件

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 5
8 4

アザーズ

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹系 7
9 6

アリ

配給:松竹/ヘラルド

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
10 10

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

丸の内シャンゼリゼほか松竹・東急系 15

※ファーストラン時点

「スパイダーマン」強し。「模倣犯」「スコーピオン・キング」が3、4位に

国民が熱狂したロシア戦の視聴率は、66.1%(関東地区)を記録したらしいが、映画の動員の方も、日本戦の行われる日は多少の影響が出ている模様。ただし、その他各国同士の試合はあまり関係がないようだ。5週連続1位をマークした「スパイダーマン」、東京地区の動員は前週比で80%と引き続き好調。日劇1でのファーストランも、「エピソード2」が公開されるまでの通算9週間に決まった(「ワンス・アンド・フォーエバー」は、日比谷映画を頭に日劇1チェーンを使う変則ブッキングとなる)。2位の「少林サッカー」も順調で、興収20億円オーバーのヒットが狙えそう。香港映画としては、実に久々の出来事だ。そして3位にデビューしたのが「模倣犯」。中居くんの舞台挨拶目当てのファンは、5日前から徹夜で並んでいたというのには驚くが、これまた20~25億円ぐらいのヒットが見込まれている。4位の「スコーピオン・キング」は、先行オールナイトの勢いがやや失速した感があるが、それでも10~15億円は堅い。上出来だろう。もう1本、5位には「I am Sam/アイ・アム・サム」がランクイン。ここのところ、泣ける映画が品不足だったところに、タイムリーな1本となっている。

2002年6月11日更新 駒井尚文

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