国内映画ランキング : 2002年6月1日~2002年6月2日

映画ランキング : 2002年6月4日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年6月1日~2002年6月2日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

スパイダーマン

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 4
2

少林サッカー

配給:クロックワークス/ギャガ・ヒューマックス

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
3 2

パニック・ルーム

配給:ソニー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
4 5

アザーズ

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹系 6
5 4

突入せよ!「あさま山荘」事件

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4
6 3

アリ

配給:松竹/ヘラルド

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
7

ザ・ワン

配給:東宝東和

ニュー東宝シネマほか東宝系 1
8

愛しのローズマリー

配給:フォックス

日比谷映画ほか東宝系 1
9 7

ナースのお仕事 ザ・ムービー

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
10 8

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

丸の内シャンゼリゼほか松竹・東急系 14

※ファーストラン時点

祝!W杯開幕。祝!「少林サッカー」公開。驚!東急文化会館閉鎖

記念すべき日韓共催のサッカーW杯が開幕した週末、都内の映画館には影響があったのか? 首位の「スパイダーマン」は前週比86%と相変わらずの高稼働でV4達成。加えて、「少林サッカー」が首位に僅差の2位でデビュー。初日・2日目の興収は、「ラッシュアワー2」の117%というから本物だ。というように映画館はそれなりに活況を見せており、今のところ目に見えるほどの影響は出ていない。ただし、土曜に比べ、日曜の動員がやや落ち込んだのは、アルゼンチンやイングランドなど、強豪チームの試合が重なった影響かも知れない。そして「ザ・ワン」「愛しのローズマリー」の2本は、それぞれ7位と8位でスタート。こちらは、サッカーの影響以前の問題だろう。今週末は「スコーピオン・キング」「模倣犯」などが控えているが、夏休みシーズンはもう少し先、しかも国民規模の大きなイベントが開催中とあって、この時期の封切り作品はなかなか勢いをつけるのが難しそうだ。ところで、東急電鉄が先週発表した、東急文化会館閉鎖の問題が業界内で大きな波紋を呼んでいる。来年6月で建物自体を解体してしまうとのことだ。確かに老朽化は誰の目にも明らかとは言え、パンテオンが無くなってしまうのはちょっと寂しい。

2002年6月4日更新 駒井尚文

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