国内映画ランキング : 2002年5月25日~2002年5月26日

映画ランキング : 2002年5月28日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年5月25日~2002年5月26日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

スパイダーマン

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 3
2 2

パニック・ルーム

配給:ソニー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
3

アリ

配給:松竹/ヘラルド

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
4 5

突入せよ!「あさま山荘」事件

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 3
5 3

アザーズ

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹系 5
6

サウンド・オブ・サイレンス

配給:フォックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 1
7 6

ナースのお仕事 ザ・ムービー

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
8 7

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

東劇ほか松竹・東急系 13
9 8

名探偵コナン/ベイカー街の亡霊

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 6
10 4

ロード・オブ・ザ・リング

配給:ヘラルド/松竹

銀座シネパトスほか松竹・東急系 13

※ファーストラン時点

「スパイダーマン」独走態勢。「アリ」が3位でデビュー

日本でも「スパイダーマン」が絶好調。東京地区の週末2日間の動員は、前週比で5%しか落ちていない。これまでのところ動員で250万人を、興収にして35億円を突破の快ペース。2位の「パニック・ルーム」も公開から9日間で動員80万人突破と順調だ。何しろ、この1位と2位の動員数の合計が、3位以下の7本の動員数とほぼ一緒なのである(東京地区代表館での比較)。先週末封切り作品では、「アリ」が最上位の3位。こちらは、ローカルの成績がちょっと弱いように見受けられるが……。逆にローカルで強いのが、7位の「ナースのお仕事」。これまで、全国ではすでに70万人を動員したとのこと。4、5位の2本は手堅く中位をキープ。両作品ともに、批評が良いのが動員につながっている。6位の「サウンド・オブ・サイレンス」は、「パニック・ルーム」「アザーズ」と同ジャンルだが、先の2本に比べややパンチに欠けるイメージ。そして「ロード・オブ・ザ・リング」は、劇場が変わったせいもあってか、一気に6ランクもダウン。なお、25日に実施された「少林サッカー」の先行オールナイトはなかなか盛況だった模様。興収はおよそ5500万円で、「パニック・ルーム」比で90%という成績を記録した。ひょっとして、大ヒットの予感?

2002年5月28日更新 駒井尚文

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