国内映画ランキング : 2002年5月11日~2002年5月12日

映画ランキング : 2002年5月14日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2002年5月11日~2002年5月12日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

スパイダーマン

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 1
2 2

アザーズ

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹系 3
3

突入せよ!「あさま山荘」事件

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 1
4

ナースのお仕事 ザ・ムービー

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
5 3

ロード・オブ・ザ・リング

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 11
6 1

名探偵コナン/ベイカー街の亡霊

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 4
7 4

モンスターズ・インク

配給:ブエナビスタ

東劇ほか松竹・東急系 11
8 5

ビューティフル・マインド

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 7
9 7

E.T./20周年アニバーサリー特別版

配給:UIP

日比谷映画ほか東宝系 3
10 9

KT

配給:シネカノン

シネマスクエアとうきゅうほか 2

※ファーストラン時点

「スパイダーマン」首位デビュー。「あさま山荘」「ナース」も大健闘!

新作5作品の封切りが重なった5月11日の日比谷・有楽町地区。何とこの日はマリオンの日劇1、2、3がいずれも番組替わりという珍しい事態。まずは11階、日劇1にて公開された「スパイダーマン」は、予定通りの首位デビュー。先行上映を含む土日2日間の全国の総興収は12億円を突破し、2月の「オーシャンズ11」(オープニング2日間の興収8億7000万円)を破って目下今年のトップ。夏休み・正月を除けば、歴代最高のオープニング記録となり、全作品を対象にしても、「千と千尋の神隠し」を上回って歴代6位。もちろん、コロンビア映画時代を含め、ソニー・ピクチャーズの自己ベスト。続いて、9階の日劇2。「ナースのお仕事」の初回には、朝7時までに徹夜組200人を含む約1000人が駆けつけ、界隈の映画館でもっとも賑わいを見せていた。お目当ては、やはり藤木直人か? 東京地区のランキングでは4位、全国合計では「みんなのいえ」対比230%の出足。興収20億円は確実だそうである。同じく9階の日劇3では「ローラーボール」が公開。こちらは11位に止まった。また、外堀通りを挟んで向かい側の丸の内東映では、「突入せよ!『あさま山荘』事件」が封切り。午前1時には一番乗りのお客さんが駆けつけたそうで、初回から立ち見。「金融腐蝕列島 呪縛」の70%程度の出足ということで、トップ3の一角に食い込んだ。最後、みゆき座の「スパイダー」は圏外13位と不発。AERAの表紙を飾っているモーガン・フリーマンが、ちょっぴり寂し気だ。

2002年5月14日更新 駒井尚文

過去のランキング