国内映画ランキング : 2001年8月18日~2001年8月19日

映画ランキング : 2001年8月21日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2001年8月18日~2001年8月19日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷スカラ座ほか東宝系 5
2

ドリヴン

配給:松竹/ヘラルド

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 1
3 2

ジュラシック・パークIII

配給:UIP

日本劇場ほか東宝系 3
4 3

PLANET OF THE APES/猿の惑星

配給:フォックス

日劇プラザほか東宝系 4
5

釣りバカ日誌12/史上最大の有給休暇

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹系 1
6 4

A.I.

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 8
7 5

パール・ハーバー

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 6
8 6

RED SHADOW/赤影

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
9 7

ポケットモンスター/セレビィ時を超えた遭遇<であい>

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 7
10

幻想魔伝・最遊記/Requiem選ばれざる者への鎮魂歌

配給:松竹

渋谷シネパレスほか 1

※ファーストラン時点

「ドリヴン」、軽快に発進も首位をひた走るのは「千と千尋」

ミハエル・シューマッハーも強いが、「千と千尋の神隠し」の激走が止まらない。先週末公開の「ドリヴン」を退け、遂に5週連続でポール・ポジションをゲット。何と公開31日目にして早くも動員1000万人(!)を記録し、興収でも130億円をクリアしている。しかも、公開4週目の動員が公開週の動員を上回るというおまけつき。このまま推移すれば、9月の1週目か2週目には「もののけ姫」の興収を破って日本映画の歴代1位作品になる。そして2位には甘んじたものの、「ドリヴン」も出足好調。興収20億円規模のヒットは見込めるというから、どっこいまだまだ夏休み映画のマーケットは残っているということだ。それが証拠に、単館系の作品にもヒット作が数多く見られる。「蝶の舌」はシネスイッチ銀座の「リトルダンサー」の記録を、「テルミン」は恵比寿ガーデンシネマの「ロッタちゃん はじめてのおつかい」の記録をそれぞれ上回る数字で推移。これ以外でも「山の郵便配達」「夏至」「ゴーストワールド」「チアーズ」などの作品が軒並み好調。今年の夏は未曾有の映画ブーム、といっても過言ではないだろう。

2001年8月21日更新 駒井尚文

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