国内映画ランキング : 2001年8月4日~2001年8月5日

映画ランキング : 2001年8月7日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2001年8月4日~2001年8月5日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷スカラ座ほか東宝系 3
2

ジュラシック・パークIII

配給:UIP

日本劇場ほか東宝系 1
3 2

PLANET OF THE APES/猿の惑星

配給:フォックス

日劇プラザほか東宝系 2
4 3

A.I.

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 6
5 4

パール・ハーバー

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 4
6 5

ポケットモンスター セレビィ時を超えた遭遇<であい>

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 5
7 7

ウルトラマンコスモス/THE FIRST CONTACT

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹系 3
8 6

デジモンティマーズ/冒険者たちの戦い ほか

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 4
9 9

ドクター・ドリトル2

配給:フォックス

日比谷映画ほか東宝系 3
10 10

ラマになった王様

配給:ブエナビスタ

渋谷東急3ほか 4

※ファーストラン時点

絶好調「千と千尋」がV3。「ジュラシックIII」は僅差の2位

「千と千尋」が止まらない。公開後14日間の動員数は450万人を突破(「A.I.」は32日間で500万人)、興収でも56億円を突破し、この夏の金メダルはほぼ間違いないところ。夏の超大作としては最後尾スタートとなった「ジュラシック・パークIII」の猛追を交わし、見事にV3を達成した。その「ジュラシックIII」だが、都内5館の稼働率で比較すると「猿の惑星」の封切り時の105%、「千と千尋」封切り時の85%と好調。これまた興収で50億円から80億円レベルの大ヒットとなる模様で、まさにこの夏は「5強」が並び立った史上まれにみる日本マーケットである。これらの余波を受け、各チェーンは秋以降の番組編成の見直しに余念がない。とりわけ、「千と千尋」のムーブオーバーがどう流れるのか。あるいは、スカラ座で正月まで引っ張るのか。となると、「トゥームレイダー」の立場は? 超特大ヒットの陰には、その割を食う作品が必ず存在するというのは業界の常識。

2001年8月7日更新 駒井尚文

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