全米映画ランキング : 2000年9月8日~2000年9月10日

全米映画ランキング:2000年9月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年9月8日~2000年9月10日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Watcher
「ザ・ウォッチャー」

Universal
(ギャガ/ヒューマックス)

2,742 1 9,100,000 9,100,000
2

Nurse Betty

USA Films

1,459 1 7,300,000 7,300,000
3 1

Bring It On

Universal

2,416 3 6,500,000 44,500,000
4 2

The Cell
「ザ・セル」

New Line
(ギャガ/ヒューマックス)

2,476 4 3,500,000 51,200,000
5 3

Space Cowboys
「スペース・カウボーイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,607 6 3,300,000 78,800,000
6 6

What Lies Beneath
「ホワット・ライズ・ビニース」

Dreamworks
(フォックス)

2,166 8 2,900,000 142,500,000
7 7

The Original Kings of Comedy

Paramount

997 4 2,500,000 32,000,000
8 4

The Art of War
「アート・オブ・ウォー」

Warner Bros.
(ヘラルド)

2,370 3 2,400,000 25,000,000
9

The Way of the Gun
「ウェイ・オブ・ザ・ガン」

Artisan
(アスミック)

1,515 1 2,200,000 2,200,000
10 5

Highlander: Endgame
「ハイランダー4」

Dimension
(松竹)

1,545 2 1,800,000 9,000,000

キアヌ・リーブス&ジェームズ・スペイダー共演作が1位!

今年25本目の「全米ナンバーワン」作品となったのは、サイコ・サスペンス「The Watcher」。キアヌ・リーブスがシリアル・キラーで、それを捕まえようとする刑事にジェームズ・スペイダー。監督はこれが長編デビューとなるジョー・チャルバニック。この映画、キアヌ・リーブスは10年前に当時無名だったチャルバニックとエージェントを通さずに出演の約束をしていた。キアヌはカメオ程度の役だと思っていたところ、脚本がどんどん書き直され、出番がどんどん増えたため、「話が違う」と途中で降板も考えたという。配給のユニバーサルは、キアヌと事を荒げたくなかったため、予告編やポスターなどほとんどの広告媒体からキアヌのビジュアルをカットし、公開にこぎ着けている。ただし週末の興収はおよそ900万ドルと、全米1位作品にしてはややもの足りない数字。それから、やはり初登場で2位にランクされたのは、レニー・ゼルウィガー主演の看護婦コメディ「Nurse Betty」。9位にはライアン・フィリップ主演の誘拐サスペンス。

2000年9月12日更新 藤井竜太郎

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