全米映画ランキング : 2000年8月18日~2000年8月20日

全米映画ランキング:2000年8月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年8月18日~2000年8月20日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Cell
「ザ・セル」

New Line
(ギャガ/ヒューマックス)

2,411 1 17,200,000 17,200,000
2

The Original Kings of Comedy

Paramount

847 1 11,700,000 11,700,000
3 2

Space Cowboys
「スペース・カウボーイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,835 3 9,900,000 54,200,000
4 3

The Replacements
「リプレイスメンツ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,754 2 7,500,000 23,700,000
5 6

What Lies Beneath
「ホワット・ライズ・ビニース」

Dreamworks
(フォックス)

2,760 5 7,100,000 123,700,000
6 5

Nutty Professor II: The Klumps
「ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々」

Universal
(UIP)

2,969 4 6,400,000 104,400,000
7 1

Hollow Man
「インビジブル」

Sony
(ソニー)

2,956 3 6,100,000 61,700,000
8 4

Autumn in New York
「オータム・イン・ニューヨーク」

MGM
(ヘラルド)

2,282 2 5,700,000 21,200,000
9 8

Coyote Ugly
「コヨーテ・アグリー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,539 3 5,000,000 43,800,000
10 7

Bless the Child
「ブレス・ザ・チャイルド」

Paramount
(東宝東和)

2,521 2 4,900,000 18,100,000

「The Cell」が初登場1位。スパイク・リーの新作が大健闘の2位

今週、初登場で見事1位に輝いたのは、ジェニファー・ロペス主演のサイコ・スリラー「The Cell」。凶悪殺人犯の頭脳にサイコセラピストが進入し、殺人犯が誘拐した犠牲者の居場所をつきとめようとする、近未来の犯罪ドラマ。女優がクレジットのトップに置かれた映画が1位になるのは、ジュリア・ロバーツの 「エリン・ブロコビッチ」以来。そして、わずか847スクリーンながら2位に飛び込んできたのが、「The Original King of Comedy」だ。D・L・ヒューリー、スティーブ・ハーベイらの黒人コメディアンが全米をツアーするコメディ・ショウのドキュメンタリーである。スパイク・リーが、わずか4日間、製作費たったの300万ドル (約3億円) で撮った作品が「大化け」した格好。ちなみに、観客の8割は黒人とのこと。以下、2週連続1位だった「インビジブル」が7位に急落したほかは、これといった変動はなし。なお、注目された和製「ゴジラ2000」は、2111スクリーンを確保しながら惜しくも11位デビューとなった。次週のランクインに期待。

2000年8月22日更新 藤井竜太郎

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