全米映画ランキング : 2000年7月21日~2000年7月23日

全米映画ランキング:2000年7月25日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年7月21日~2000年7月23日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

What Lies Beneath
「ホワット・ライズ・ビニース」

Dreamworks
(フォックス)

2,813 1 30,100,000 30,100,000
2 1

X-Men
「X-メン」

Fox
(フォックス)

3,101 2 23,700,000 99,500,000
3

Pokemon the Movie 2000
「ポケットモンスター・ルギア爆誕」

Warner Bros.
(東宝・公開済)

2,752 1 21,500,000 21,500,000
4 2

Scary Movie
「最終絶叫計画」

Dimension Films
(ヘラルド)

3,301 3 14,900,000 116,300,000
5 3

The Perfect Storm
「パーフェクト・ストーム」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,203 4 9,500,000 145,200,000
6 5

Disney's The Kid
「キッド」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,343 3 7,000,000 42,600,000
7 4

The Patriot
「パトリオット」

Sony
(ソニー)

2,751 4 6,100,000 93,300,000
8

Loser
「邦題未定」

Sony
(ソニー)

2,016 1 6,100,000 6,100,000
9 6

Chicken Run
「チキン・チキン・ラン・ラン」

Dreamworks
(UIP)

2,577 5 4,800,000 86,200,000
10 7

Me, Myself & Irene
「ふたりの男とひとりの女」

Fox
(フォックス)

2,450 5 3,100,000 83,100,000

ハリソン・フォード、「ポケモン」を撃退!

今週は、ハリソン・フォードとミッシェル・ファイファー共演によるサイコ・スリラー、「ホワット・ライズ・ビニース」が首位に輝いた。大学教授とその妻が、かつて教授が浮気した相手の霊に悩まされるという物語。監督のロバート・ゼメキスにとっては、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」よりも「フォレスト・ガンプ」よりも成績の良い、自己ベストのオープニングとなった。日本公開は来年の正月予定。2位に落ちた「X-メン」は前週比で57%ダウンしながらも、累計興収では1億ドルにほぼリーチ。そして、3位には「Pokemon the Movie 2000」が初登場だ。昨年の1作目デビュー時の大爆発の再現はならなかったが、それでも2000万ドル超の3位は立派な成績。ちなみにこれは、日本では昨年公開済みの「ルギア爆誕」のことである。なお、8位初登場の「Loser」は「ベイビ ー・トーク」のエイミー・ヘッカリング監督、「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スバ-リ嬢主演のティーンもの。だが、いかんせんこの時期では、「X-メン」「最終絶叫計画」とライバルは強すぎた。その「最終絶叫計画」は、今週も4位にとどまり累計興収で1億1600万ドル (約123億円) 突破。皮肉なことにこれは、「スクリーム」3作のどれよりもいい成績。

2000年7月25日更新 藤井竜太郎

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