石田明 : ウィキペディア(Wikipedia)

石田 明(いしだ あきら、1980年2月20日 - )は、日本のお笑い芸人であり、NON STYLEのボケ・ネタ作り担当である。相方は、井上裕介。立ち位置は左。

大阪市出身。吉本興業所属。身長173cm、体重49kg。血液型はB型。大阪府立東淀川高等学校卒。

来歴

相方の井上とは、同じ中学・高校に通っていた。高校で仲良くなったふたりは遊びで漫才やコントをしたことがきっかけとなり、井上が大学に落ちたら一緒にNSCへ行こうという話をしていた。しかし井上は大学へ合格し進学。石田は(父親が板前なため)板前として就職することに。

石田は板前修業をしていた2年の間に、高校時代の友人ふたりに誘われ「ほりごたつ」というトリオで心斎橋筋2丁目劇場のWachachaブレイクに一度だけ出演した。トリオを解散した石田は、「ジャッジメント石田」と名乗り、ピン芸人をしていたが、井上に誘われNON STYLEを結成。

人物

芸風・仕事

  • 全身白の衣装のきっかけは井上に「ボケやったらもっと明るい色を着てこい」と言われた為。 衣装はネクタイ、シャツ、パンツ、靴、ベルトを毎回変えているが、本人曰く「誰にも気づかれない」。レディースブランドのパンツを着用している事があり、研ナオコから「私のズボンを履けるのはあなただけです。」という手紙と共に白いパンツを贈られた。2009年8月頃から「かわいく見えるように」という理由で、白の蝶ネクタイを着用している。
  • スレンダーな体型を活かし「しんにょう」「りっしんべん」「おんなへん」「いとへん」「ぎょうにんべん」など、体で部首をあらわすネタを持っている。
  • 2009年6月16日、大阪時代から長年交際していた相手がいたことが報道により判明した。本人も公式ブログなどで認めている。相手は大阪府在住の一般女性。婚約もしていたが2011年に入り、彼女のマリッジブルーが原因で破局した。
  • プロ野球は巨人のファンである。
  • 小学校から高校までの9年間、野球経験者。
  • 吉本男前ランキング最高3位(2009年)。
  • 2008年の暮れ頃から10円ハゲができて、だんだん大きくなってきている。
  • LIVE STAND 09のPRのために結成された「ライブスタンドボーイズ」の一員である。
  • 芸人を志したきっかけは姉に連れられてシェイクダウンの漫才を見たことがきっかけであり、芸人としての憧れの人物も元シェイクダウン、現 ザ・プラン9の久馬歩である。
  • 芸人としての活動以外にも、神保町花月の芝居にて脚本を書く事もある。

交友関係

  • 西野亮廣(キングコング)とは大阪時代から仲がよく、たまに親友という表現を使うほど腐れ縁で、ある日西野が蕎麦屋から出てくると偶然隣りのカレー屋から石田が出てきて、並んで一緒に帰ったこともある。また現在も近所に住んでおり、度々遊んだり、飲みに行ったりしている。
  • 内向的で根暗な性格で同期のピースの綾部祐二からは「もっと人を信じなきゃダメ」「実力は芸人向きだけど性格は不向き」と言われている。
  • 東京進出してから芸人をやめたいと思うようになり、キングコング・西野と飲んでる時に「芸人をやめる」と打ち明けたところ、西野は「やめるな」と励ましてくれたがそれでも嫌になって居酒屋を飛び出してしまった。その後、西野も追いかけてきたが石田にかけた言葉が「井上、やめんな!」だった。
  • 演歌歌手のジェロと親交があり、ジェロを通じて藤あや子坂本冬美とも交流している。

趣味・好嗜

  • 趣味は読書、紙粘土、おもちゃ集めと、井上に悪戯を仕掛ける事(鞄に大量の飴やプルタブを詰める、私服の靴の先にバカと書いた紙コップを詰める、楽屋の弁当を一口食べる、衣装の袖を固結びする、井上が楽しみにして買ったベビースターを粉々に砕いた、寝ている井上の股間にコーラをかけて起こす等。S-1バトルでも「石田の暇つぶし」というタイトルで悪戯を仕掛ける様子の映像を披露した)、ブーメラン(一度海辺でブーメランを投げていたときブーメランが海に落ち取りに海へ入ったところ近くにいた不良に「死ぬな~!」と叫ばれたらしい。)。石田曰く「ブーメランの魅力は人は行ったら帰ってこないが、ブーメランは行ってもちゃんと返ってくること。」。
  • ペットにオカヤドカリ15匹とクリオネ、食用目的で購入したヤシガニを1匹だけ飼っている。
  • 家には玩具がたくさんある。
  • 酔った井上が泣き出すとすぐに写メを撮る。
  • 酒好きにして酒豪。酔うと気が大きくなる節があり、以前酔った際白い服を着ている男性に「白い服着んのやったら俺に許可とらんかい」と絡んだ。
  • 板前をしていた経験があり、料理の腕はかなりのものである。そのため黄金伝説の「0円生活」において、対戦相手のブラックマヨネーズから「俺らは男の料理を食べているのに、あいつらだけ料亭みたいな料理を食べている」と嫉妬されたことがある。

虚弱体質

  • 実家が貧しく食生活に恵まれなかったため、骨年齢が72歳と判定され、血管年齢は73歳と判定されている。それ故に虚弱なエピソードが豊富であり、井上には「骨折名人」と言われている。
    • 野球をしているとき、ボールを投げただけで腕を螺旋骨折した。螺旋骨折した右腕は、16本の金属のプレートとボルトで補強しているため、電磁波や静電気に過剰反応してしまう。
    • 姪っ子と手を繋いでスキップをしたら足の指を骨折。デコピンをしたら中指を複雑骨折。医者からシッペを止められている。相方、井上のツッコミにより、肩を脱臼など。
    • 病院の食事で痛風になったことがある。蛍光灯で日射病になったこともある。
    • タバコを吸ったら風邪をひく。手を洗うと指先から流血することがある。

エピソード

  • 遠足の弁当が「食パン2枚と塩」だったことがある。
  • 中学まで背が低かったが高校になってから急に背が伸びた。
  • 15歳まで家にテレビが無かった。
  • 猫等の動物の毛のアレルギー。
  • 閉所恐怖症でありフルフェイスのヘルメットが被れない。また番組の企画で潜水をした際、過呼吸に陥った。
  • 重度の神経過敏や不安症な面もある。寝床につく時に呼吸の仕方がわからなくなり、メトロノームに合わせて呼吸をしていた事を吉田敬(ブラックマヨネーズ)に相談していた。
  • M-1グランプリ以前から、分不相応な車を所持していたせいで借金が400万円以上あったため、賞金500万円のほとんどを借金返済に充てねばならなかった。本人曰く「自分を追いつめないとがんばれない子」。
  • エレベーターに閉じ込められたことがある。ネタ「エレベーター」はこの石田の実体験から出来ている。
  • 2010年6月16日の麒麟のよしもとオンラインにゲスト出演時、スーパーファミコン以来ゲーム機を使用していないことを明らかにした。(コントローラがコードレスであること、ボタンの多さに驚いていた)同時に左手首にヒビが入っていることを公表した。(病院に行ったこともブログで明らかにした)
  • 相方、レギュラーの共演者との所持品のかぶりは、極端に嫌う傾向にある。(携帯電話の機種のかぶりがわかった時、発売時期は同様の他社メーカーに変更したほどである。服装では、パーカー、サロペットなどのかぶりがあった)
  • 彼女にプレゼントをしすぎて150万の借金をしたことがある。
  • オールスター感謝祭2010秋のミニマラソンで5位入賞。
  • 21歳の時に受けてもいないバイトの不合格通知が届いた事がある。
  • 中学時代のあだ名は三色リコーダーだった。(貧乏でリコーダーを買ってもらえず、捨てられていたリコーダーのパーツを拾い集めてつなげたため三色になった。)
  • 実家に帰ると兄から突然「借金苦で自己破産する」と相談された。少しでも助けになろうと、石田が借金が幾らあるのか聞くと「6万円」と言われた。唖然とした石田はM-1で優勝したのもあって、「返さなくていい」と10万円を兄に渡した。数ヵ月後に再び実家に帰ると、兄が借金を返さずにチワワを3匹購入していた

出演番組

  • アメトーーク!(テレビ朝日)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2012/04/29 20:02 UTC (変更履歴
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