大森美優 : ウィキペディア(Wikipedia)
大森 美優(おおもり みゆう、1998年〈平成10年〉9月3日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーである。神奈川県出身。父は元プロ野球選手の大森剛。
略歴
- 2011年
- 2月20日、AKB48第12期生オーディションに合格。
- 5月14日、前座ガールとしてAKB48劇場で公演デビュー。曲目は「ロマンスかくれんぼ」。
- 2013年
- 4月28日、日本武道館で行われた『AKB48グループ臨時総会 〜白黒つけようじゃないか!〜』においてチームBへの昇格が発表される。
- 2014年
- 2月24日、Zepp DiverCityで開催された『AKB48グループ大組閣祭り』において、チーム4への異動が発表される。
- 2015年
- 5月19日から6月5日にかけて投票が実施された『AKB48 41stシングル 選抜総選挙』では第67位で初ランクインを果たし、アップカミングガールズに選出。
- 2016年
- 3月6日、AKB48の小笠原茉由(同年グループ卒業)、向井地美音とともに愛媛県松山市の観光PRを担う「松山おもてなし大使」に任命される。
- 5月11日、劇団シアターザロケッツのプロデュース公演『雨のち晴れ』にて舞台初出演にして初主演を務める。
- 5月31日から6月18日にかけて投票が実施された『AKB48 45thシングル 選抜総選挙』では第73位でアップカミングガールズに選出。
- 7月6日に他のAKB48メンバー数名とともに、個人名義によるTwitterを開設。
- 2017年
- 5月30日から6月16日にかけて投票が実施された『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』で第75位となり、アップカミングガールズに選出。
- 2018年
- 5月29日から6月15日にかけて投票が実施された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』で第88位となり、第10回世界選抜総選挙記念枠に選出。
- 2019年
- 11月16日より公開の『カーテンコール』にて映画初出演AKB48ドキュメンタリー映画での出演を除く。。AKB48チームKの茂木忍とW主演を務めた。
- 2020年
- 11月29日、AKB48劇場で開催された「2020 AKB48新ユニット!新体感ライブCONNECT祭り♪」振替公演2020年2月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベント自粛要請がなされたため延期となっていた。にeスポーツ応援ユニット「GRATS」として出演し、新ユニット振替公演のトリを飾った。
- 2021年
- 7月1日、機能性発声障害の治療のため、一部の活動を制限することを発表。11月5日、約4か月ぶりに劇場公演に出演し、以降通常通り活動している。
- 2023年
- 5月26日、AKB48劇場で開催されたチーム4「サムネイル」公演において、AKB48から卒業することを発表。
- 8月21日、AKB48劇場で行われた卒業公演をもってAKB48を卒業した。
人物
父は主に読売ジャイアンツで一塁手として活躍し、引退後は巨人育成部ディレクターや国際部課長を務めた元プロ野球選手の大森剛。 選手時代の父を直接見たことはないが、YouTubeで当時の映像を見ることはあるという。将来の夢・目標の一つは野球関係の仕事。
名前の由来は、ポケットモンスターのミュウ。
チャームポイントは茶色い瞳。
個性的な絵を描くことがモバイルメールやSHOWROOMを通じてファンに知られるようになった。2016年7月より、インターネット放送局・WALLOPで配信されている生配信番組『アイドルピカソ』にてアシスタントMCを務め、ゲストとともに毎月作品を披露していた。ちなみに、「絵は瞬間芸」であると語っており、作品の制作に数日かけるゲストもいる中、大森は基本的に数十秒から数分で完成させる。
舞台作品への出演では、なぜか死ぬ役が多い。
AKB48
公式ニックネームは「みゆぽん」。ファンや親しいメンバーからは「ぽんちゃん」と呼ばれることも多い(後輩メンバーからは「ぽんさん」)。キャッチフレーズは「デコぽん、すっぽん、思いっきり・・・ みゆぽん!」。
グループ内では、歌唱力に定評があり、AKB48の通算4作目のアルバム「1830m」(2012年8月15日発売)の通常盤および劇場盤のDISC1には大森のソロ歌唱による「ロマンスかくれんぼ」が収録されている。また、『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2016』などのコンサートにおいても、同曲をソロで歌唱している。
ファンからはよく言われる言葉は「観葉植物みたい」「空気がきれい」「生きててくれてありがとう」。
AKB48での参加楽曲
シングル選抜楽曲
- 「風は吹いている」に収録
- 蕾たち - 「チーム4+研究生」名義
- 「GIVE ME FIVE!」に収録
- ユングやフロイトの場合 - 「スペシャルガールズC」名義
- 「真夏のSounds good !」に収録
- 3つの涙 - 「スペシャルガールズ」名義
- 「ギンガムチェック」に収録
- あの日の風鈴 - 「ウェイティングガールズ」名義
- 「UZA」に収録
- 大人への道 - 「研究生」名義
- 「永遠プレッシャー」に収録
- 私たちのReason
- 「So long !」に収録
- 強い花 - 「研究生」名義
- 「さよならクロール」に収録
- LOVE修行 - 「研究生」名義
- 「ハート・エレキ」に収録
- Tiny T-shirt - 「Team B」名義
- 「前しか向かねえ」に収録
- 秘密のダイアリー - 「Baby Elephants」名義
- 「ラブラドール・レトリバー」に収録
- ハートの脱出ゲーム - 「Team 4」名義
- 「希望的リフレイン」に収録
- 目を開けたままのファーストキス - 「Team 4」名義
- 「ハロウィン・ナイト」に収録
- 君だけが秋めいていた - 「アップカミングガールズ」名義
- 「唇にBe My Baby」に収録
- なんか、ちょっと、急に… - 「Team 4」名義
- 「翼はいらない」に収録
- 考える人 - Team 4名義
- 「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」に収録
- 2016年のInvitation - 「アップカミングガールズ」名義
- 「願いごとの持ち腐れ」に収録
- あの頃の五百円玉
- 「#好きなんだ」に収録
- 月の仮面 - 「アップカミングガールズ」名義
- 「Teacher Teacher」に収録
- 猫アレルギー - 「Team 4」名義
- 「センチメンタルトレイン」に収録
- 波が伝えるもの - 「第10回世界選抜総選挙記念枠」名義
- 「根も葉もRumor」に収録
- 離れていても
- ブラックジャガー - 「First Generation」名義
- 「元カレです」に収録
- アンジー - 「Team 4」名義
- 「久しぶりのリップグロス」に収録
- 運命の歌 - 「1st Generation」名義
- 「どうしても君が好きだ」に収録
- Da Re Da - 「Universe Girls」名義
アルバム選抜楽曲
- 『1830m』に収録
- ロマンスかくれんぼ - ソロ楽曲
- さくらんぼと孤独 - 「研究生」名義
- 青空よ 寂しくないか? - 「AKB48+SKE48+NMB48+HKT48」名義
- 『次の足跡』に収録
- 悲しき近距離恋愛 - 「Team B」名義
- 『ここがロドスだ、ここで跳べ!』に収録
- 涙は後回し - 「Team 4」名義
- 『0と1の間』に収録
- 泣き言タイム - 「Team 4」名義
劇場公演ユニット曲
チームBウェイティング公演
- 抱きしめられたら
- ごめんね、ジュエル
峯岸チーム4「アイドルの夜明け」公演
- アイドルの夜明け(楽器:バスドラム、フルート担当)
- 口移しのチョコレート
- 片想いの対角線
- 愛しきナターシャ
横山チームK「RESET」公演
- 奇跡は間に合わない
- 逆転王子様
春風亭小朝「イヴはアダムの肋骨」公演
- 雨のピアニスト
- 君だけにchu!chu!chu!
田原総一朗「ド~なる?!ド~する?!AKB48」公演
- Bird
高橋朱里チーム4「夢を死なせるわけにいかない」公演
- Confession
「僕の太陽」リバイバル公演
- 向日葵
チームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」
- 制服ビキニ
- She's gone
小嶋陽菜「好感度爆上げ」公演
- 背中から抱きしめて
外山大輔「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演
- コップの中の木漏れ日
- おしべとめしべと夜の蝶々
「サムネイル」公演
- すべては途中経過
- ひび割れた鏡
村山チーム4「手をつなぎながら」公演
- この胸のバーコード
- 雨のピアニスト2020年11月より開始された8人体制の公演で披露。
出演
テレビドラマ
- AKB48の歌 第7話・第8話「ヘビーローテーション」(2022年7月2日・9日、ひかりTVチャンネル)
舞台
- 劇団シアターザロケッツ produce vol.1「雨のち晴れ」(2016年4月5日 - 10日、劇場HOPE) - 主演・晴美 役
- ミュージックシアター「Express」(2016年7月7日、シアター1010) - 主演・ジョバンニ 役
- 劇団TEAM-ODAC 第22回本公演「MOON&DAY〜うちのタマ知りませんか?〜」再演(2016年9月7日 - 11日、草月ホール) - 小峰一美 役
- 爆走おとな小学生 第四回全校集会「勇者セイヤンの物語(真)」(2017年7月26日 - 30日、CBGKシブゲキ!!)- 主演・エタノール 役
- 劇団れなっち「ロミオ&ジュリエット」(2018年5月9日 - 13日、AiiA 2.5 Theater Tokyo) - バルサザー 役(白組)
- Music Theater「Express」再演(2018年7月5日 - 6日、めぐろパーシモンホール 大ホール) - 主演・ジョバンニ 役
- カーテンコール(2019年2月28日 - 3月3日、築地ブディストホール) - 主演・結奈 役
- 劇団シアターザロケッツ 第八回舞台公演「両家顔合わせ〜本日晴天、替え玉日和〜」(2019年3月27日 - 31日、ザ・ポケット) - 主演・西村桜 役
- 劇団シアターザロケッツ 第13回舞台公演「恋はカットがかかるまで」(2022年3月16日 - 21日、シアター・アルファ東京) - ヒロイン・須賀杏奈 役
- 劇団シアターザロケッツ 第十四回舞台公演「エスパーの卒業式」(2022年10月19日 - 23日、六行会ホール)
- イリス・ノワール -魔鏡のクリス-(2025年4月2日 - 6日、六行会ホール)
朗読劇
- UBUGOE 〜voice of comedy〜 vol.5(2015年7月10日、ユナイテッド・シネマ豊洲)
- UBUGOE 〜voice of comedy〜 vol.8(2015年12月16日、かめありリリオホール)
- リーディングシアター「恋工場」(2016年9月22日、ベルサール渋谷ガーデン Cホール)
映画
- カーテンコール〜curtain call〜(2019年11月16日、ミカタ・エンタテインメント) - 主演・蘭 役(茂木忍とのW主演)
ネット配信
- アイドルピカソ(2016年7月28日 - 2020年9月24日、WALLOP) - アシスタントMC(月1回配信)
- F.Chan TV(2016年8月3日、Football Channel) - MC舞台出演中であった小嶋真子に代わって、MCとして出演。
書籍
新聞連載
- AKB48グループ新聞「月刊短編小説」(2018年6月号 - 11月号、日刊スポーツ新聞社)覆面作家として連載していたが、AKB48グループ新聞 2019年5月号にて作者として明かされた。
注釈
出典
外部リンク
- 大森美優(AKB48)のトーク - 755
- 大森美優(AKB48) - note
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/15 23:40 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.