明石家のんき : ウィキペディア(Wikipedia)

明石家 のんき(あかしや のんき、1967年11月28日明石家のんき 天満天神繁昌亭 落語家名鑑 - )は、落語家、ロック歌手。本名∶明石 弘之。吉本興業所属。上方落語協会会員。

兵庫県西宮市出身。二代目笑福亭松之助の長男。弟はバレエダンサーのパーポ明石。

来歴・人物

父・松之助の師匠である5代目笑福亭松鶴の本名・竹内梅之助に由来する「笑福亭 梅之助(しょうふくてい うめのすけ)」の高座名を、生まれる前に与えられた。

8歳となる年の1975年8月、実父・松之助に弟子入りし、同年に梅之助の名で初高座。この頃から日本舞踊、小唄、三味線などに精進し、これらでも舞台を踏んだ。仁川学院高等学校を卒業した。

1990年、笑福亭梅之助から「明石家 のんき」に改名。兄弟子の明石家さんま(1974年入門)と同じ亭号となった。このため、さんまの直弟子と勘違いされることがあるという。さんまはのんきのことを「ヒロくん」と呼ぶ。

松之助の兄弟子・6代目笑福亭松鶴の甥弟子にあたり、笑福亭仁鶴笑福亭鶴光笑福亭鶴瓶などは従兄弟弟子にあたる。

吉本興業所属としてデビューし、その後松竹芸能に移籍し、再び吉本の専属に戻った[ 吉本の公式プロフィール]では復帰年でなく、デビュー年の「1975年入社」と扱われている。。上方落語協会を師匠・松之助と同じく退会していたが、2012年の総会よりのんきのみ協会復帰した。

リーゼントスタイルになでつけ前髪を大きく盛り上げた、ロカビリーミュージシャンを彷彿させる髪型が特徴。高座に上がり、まず客席をにらみ付けるのが恒例。主に父から受け継いだ古典落語を得意とする。

親子での落語会「のんきな落語会」を主催するほか、「花形寄席」などに出演するかたわら、ロック歌手としてのライブ活動や司会業を行っている。

松之助は、2006年に誕生したのんきの長男に、のんき同様産まれる前から「明石家ぽんた」の高座名を与えている笑福亭松之助『草や木のように生きられたら』 ヨシモトブックス、2016年(ISBN 9784847094248)pp.246-252。

メディア出演

テレビ番組

レギュラー
  • 読売ザKANSAI/関西トピックス(日テレG+)
  • ハロハロNight(FM COCOLO 2005年-2007年)
  • てれびの耳80S(ケーブルウエスト コミュニティチャンネル)
  • キラりん滋賀545(びわ湖放送)
  • 8時です! 生放送!!()
  • 祇園笑者(読売テレビ 2013年-2015年) - 「明石家大明神ののんきな悩み相談」コーナー
  • 笑い飯・千鳥の舌舌舌舌(サンテレビ 2013年) - VTR企画
  • 笑い飯のおもしろテレビ(サンテレビ 2013年- ) - VTR企画
特番・ゲスト出演
  • よしもと情熱コメディ〜TVのウラ側で大騒ぎ!モンスターAD奮闘記〜(読売テレビ 2012年)
  • 第27回なにわ淀川花火大会(J:COMチャンネル関西 2015年8月8日) - 司会

映画

  • ビリケン(1996年 シネカノン) - ビリケン詣りの人々
  • 明日があるさ THE MOVIE(2002年 東宝) - カメラマン
  • オムライス(2011年 よしもとクリエイティブ・エージェンシー) - 八百屋

関連項目

  • 兵庫県出身の人物一覧
  • 上方落語
  • 落語家一覧
    • 上方噺家
    • 松鶴一門

外部リンク

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