エイミー・ワインハウス
英・ロンドン北部のインフィールドで生まれ育つ。叔父がプロのミュージシャンだったこともあり、幼い頃からジャズに慣れ親しみ、10代になるとR&Bやヒップホップにも興味を持つ。16歳で演劇学校を退学した後、アイランズ・レコーズと契約を結び、03年にアルバム「フランク」でデビューを果たす。07年にリリースしたシングル「リハブ」とアルバム「バック・トゥ・ブラック」が大ヒット。08年のグラミー賞で、新人ながら年間最優秀レコード部門以下5部門で受賞する快挙を成し遂げた。その後は、飲酒・薬物トラブルなどのスキャンダルが目立ち、表舞台から遠ざかる。11年、ブラジルでのライブで活動を再開したが、欧州ツアーはパフォーマンスが不調だったために、予定されていた公演が中止になった。7月23日、ロンドンの自宅で死亡しているのが発見された。享年27歳。