井手洋子 : ウィキペディア(Wikipedia)
井手 洋子(いで ようこ、1955年 - 2023年8月13日)は、日本の映画監督。佐賀県鹿島市出身キネマ旬報 2011年6月下旬 『「ショージとタカオ」と冤罪事件を語る映画ジャーナリズムの真意 対談井手洋子×江川紹子』。
経歴
佐賀県立鹿島高等学校卒業井手洋子Facebook。1979年、明治学院大学文学部英文学科卒業卒業生の井手洋子さん監督作品がキネマ旬報ベストテン文化映画部門 第1位受賞 明治学院大学校友会。1985年にドキュメンタリー監督の羽田澄子と出会い、1986年、演出アシスタントとして映像制作の仕事に従事ショージとタカオ ショージとタカオ - 映画チラシサイト。同監督の『安心して老いるために』(1985年度キネマ旬報文化映画部門ベスト・ワン)、『歌舞伎役者 片岡仁左衛門』 で助監督としてつく。その後、独り立ちして、「仕事、君はどう思う?」、「東京のモダニズム建築 学校篇」、布川事件を扱ったドキュメンタリー映画『ショージとタカオ』フツーのおじさんになりたい!などを監督。2012年4月に文芸春秋社より、単行本「ショージとタカオ」が刊行された。
2023年8月13日、間質性肺炎のため東京都内の病院で死去。68歳没。
作品
- スタートライン(1999年教育映画祭文部科学大臣賞)
- 仕事、君はどう思う?(2005年教育映像祭文部科学大臣賞、産業映像祭文部科学大臣賞)
- 東京のモダニズム建築 学校篇(2009年教育映像祭文部科学大臣賞)
- ショージとタカオ(平成23年度文化庁映画賞文化記録映画部門大賞、2010年第84回キネマ旬報ベストテン 文化映画部門 第1位、2011年釜山国際映画祭アジア部門 最優秀ドキュメンタリー賞、第66回毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞、日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞、ドバイ国際映画祭 ベストヒューマンライツ賞)
- ゆうやけ子どもクラブ!(2019年製作)
- 木版摺更紗 鈴田滋人のわざ(2023年教育映画祭文部科学大臣賞、第97回キネマ旬報ベストテン文化映画部門第6位)
著書
- 『ショージとタカオ』文芸春秋、2012年4月
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/28 12:49 UTC (変更履歴)
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