観世三郎太 : ウィキペディア(Wikipedia)
観世 三郎太(かんぜ さぶろうた、1999年5月16日 - )は、日本の観世流シテ方能楽師立教学院 『二十六世観世宗家・観世清和氏による能楽特別授業を実施』 2024/1/24東京新聞 『<芸道まっしぐら>能楽・観世三郎太 宿命背負い高みへ』 2020年5月8日。一般社団法人観世会副理事長、一般財団法人観世文庫評議員Yahoo!ニュース 『観阿弥・世阿弥の子孫 能楽師・観世三郎太が能とVRで革命的始動!賛否両論を巻き起こす!?』 2023/10/12。
人物・経歴
1999年5月16日、東京生まれ。父は室町時代に能楽を大成させた観阿弥、世阿弥の流れをくむ観世流の二十六世宗家の観世清和。
3歳から、宗家である父に師事し、5歳の時に『鞍馬天狗』で初舞台。子方(子役)として多くの舞台で経験を積み、2009年には『合浦(かっぽ)』で主役である初シテを務め、。2015年3月、15歳の時に、初めて面(おもて)を着けて舞う「初面」の祝いの舞台で能『経正(つねまさ)』のシテを務めた。
立教小学校、立教池袋中学校・高等学校を経て、立教大学法学部に入学し、2022年に卒業。学生時代も学業と舞台の両立に努めて、海外公演にも積極的に取り組んだ。
2022年6月には、『翁』のシテを初演。
2023年には、能とVRを融合した舞台である『VR能 攻殻機動隊』に挑戦するなど、新たな能楽の魅力の開拓にも取り組み、次世代を担う能楽師として活躍する。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/13 23:51 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.