ハワード・ウェブ : ウィキペディア(Wikipedia)

ハワード・メルトン・ウェブHoward Melton Webb, 1971年7月14日 - )は、イングランド・ロザラム出身の元サッカー審判員。2003年から2014年までプレミアリーグで活動し、2005年から2014年まで国際審判員として活動した。

国際サッカー歴史統計連盟 (IFFHS) により1987年から2011年までの間での最高の審判の一人と称されている。

人物

1996年にフットボールリーグの副審となり、1998年にはプレミアリーグに昇格、さらに2000年にはフットボールリーグの主審、2003年にはプレミアリーグの主審となる。

以後、注目を集める試合の主審を多く担当しており、UEFAチャンピオンズリーグ 2009-10 決勝・バイエルン・ミュンヘン対インテルの主審を務めたほか、2010 FIFAワールドカップではスペイン対スイス、イタリア対スロバキア、ブラジル対チリ、決勝戦のオランダ対スペインを担当した。UEFAチャンピオンズリーグ決勝とFIFAワールドカップ決勝の両方で審判を務めた初めての人物である。

2014年に国際審判員、サッカー審判員を引退し、プロ審判協会 (PGMOL) のテクニカルダイレクターに就任した。

挿話

  • 元々の本職はサウス・ヨークシャー地方を管轄する警察官で、巡査部長を務めていた。プレミアリーグ等を担当するにあたり5年間の長期休暇をとっている。
  • 父親も35年間審判員を務めていた。
  • ドキュメンタリー映画「レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏」では取材対象の一人となった。
  • 2021年4月、ドイツの女子サッカー審判員ビビアナ・シュタインハウスと5年間の交際を経て結婚(ウェブは再婚)した。

出典

関連項目

  • ドナルド・トゥスク

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/06/22 00:43 UTC (変更履歴
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