アラン・ギロディ : ウィキペディア(Wikipedia)
アラン・ギロディ(Alain Guiraudie, 1964年7月15日 - )は、フランス・アヴェロン県ヴィルフランシュ=ド=ルエルグ出身の映画監督・脚本家・俳優。
来歴
1990年代から短編映画の製作を始め、2001年に2本の中編『貧者に注ぐ陽光』と『動き出すかつての夢』を発表し、後者でジャン・ヴィゴ賞を受賞。同作はセザール賞やヨーロッパ映画賞の短編映画賞にノミネートされ、ジャン=リュック・ゴダールからも注目される。2003年に長編『勇者に休息なし』を発表。2005年の『いまこそその時』、2009年の『キング・オブ・エスケープ』を経て、2013年の『湖の見知らぬ男』が第66回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、監督賞とクィア・パルムを受賞。セザール賞でも作品賞・監督賞など8部門にノミネートされるなど高く評価され、『カイエ・デュ・シネマ』誌の年間ベストテンでは第1位に選出された。
作品
- Les héros sont immortels (1990年)短編
- Tout droit jusqu'au matin (1994年)短編
- La force des choses (1998年)短編
- 貧者に注ぐ陽光 Du soleil pour les gueux (2001年)中編
- 動き出すかつての夢 Ce vieux rêve qui bouge (2001年)中編
- 勇者に休息なし Pas de repos pour les braves (2003年)
- いまこそその時 Voici venu le temps (2005年)
- On m'a volé mon adolescence (2008年)テレビ映画
- キング・オブ・エスケープ Le roi de l'évasion (2009年)
- 湖の見知らぬ男 L'inconnu du lac (2013年)
- 垂直のまま Rester vertical (2016年)アンスティチュ・フランセ「カイエ・デュ・シネマ週間」にて上映
参考文献
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/24 02:42 UTC (変更履歴)
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