並木浩士 : ウィキペディア(Wikipedia)
並木 浩士(なみき こうし、1962年8月22日-)は、日本の映画監督。神奈川県横浜市出身。神奈川県立旭高等学校、横浜放送映画専門学校(現・日本映画大学)卒業。アンダー・ウォーター・ヴィジュアル代表。
経歴
1985年構成・演出した、養護施設の言語指導を記録したドキュメンタリー「わたしのああなたのア」(詩:谷川俊太郎 出演:波瀬満子 制作:太郎次郎社)がビデオ作品として発売され養護施設等で話題になる。
1986年1990年、演出を担当した児童劇「やってきたアラマせんせい」(谷川俊太郎原案、波瀬満子共同演出)が厚生省中央児童福祉推薦文化財受賞。
1992年パルコ劇場で公演された日本語パフォーマンス舞台作品「ぱあぷるとんかち」( 台本:谷川俊太郎 制作:九條今日子)の演出担当。
1997年セミドラマ作品「中野・中原中也」(CTN放送)演出。1998年高齢者福祉をあつかったドキュメンタリー「天まであがれ」(CTN放送)演出。1999年セミドラマ「中野・阿部定事件」(CTN放送)演出。
1999年よりDDTプロレスリング、NEO女子プロレス、プロレス活き活き塾、PWCプロレス、といった格闘技団体の映像演出を開始。併せてCS局CATV局ペイパービュー等で格闘技番組を数多く制作。
2001年TVドラマ「太宰word」(CTN放送)演出。2004年TVドラマ「八木重吉」(CTN放送)演出。
2003年映像による公式記録を担当した「2003年FIFAワールドカップ・パブリックビューイング」がカンヌ国際広告祭グンプリ受賞。
2006年よりオーストラリア等で行われる南半球最大の格闘技イベント「エクスプロージョン」の映像演出、世界放送の番組制作を担当。
2009年カンボジアで行われている地雷除去活動「クリアランドプロジェクト」の公式映像制作。
2009年美術家鈴木寅二啓之の活動を記録したドキュメンタリー映画「猿田彦土中神社」東京・名古屋で公開。
主な作品
映画
- 『猿田彦土中神社』(2009年)
TV番組
- 「中野・中原中也」(1997年)
- 「天まであがれ」(1998年)
- 「バトルオブザミレニアムDDTプロレス」(1999-2003年)
- 「中野・阿部定事件」(1999年)
- 「太宰word」(2001年)
- 「GOGOバトル塾」(2003-2006年)
- 「八木重吉」(2006年)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/07/08 01:09 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.