ルチアーノ・エンメル : ウィキペディア(Wikipedia)
ルチアーノ・エンメル(Luciano Emmer, 1918年1月19日 - 2009年9月16日<i>EMMER: IL CORDOGLIO DI SANDRO BONDI</i>, stato-oggi.it, 2009年9月18日閲覧。)は、イタリアの映画監督、脚本家、映画プロデューサーである。
人物・来歴
1918年(大正7年)1月19日、イタリアのロンバルディア州ミラノに生まれる。
1941年(昭和16年)、初めてのドキュメンタリー短篇映画を監督する。
1947年(昭和22年)、ヴェネツィア国際映画祭で『ヴェスナ』が金獅子賞にノミネートされる。1949年(昭和24年)、『ラグーンの島』でナストロ・ダルジェント賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞する。1950年(昭和25年)、『八月の日曜日』でロカルノ国際映画祭特別賞を受賞する。1951年(昭和26年)、『失われた楽園』で第1回ベルリン国際映画祭で銅賞を受賞した。1952年(昭和27年)には、『ピクトゥーラ』でゴールデングローブ賞特別賞を受賞した。1956年(昭和31年)、『ピカソ この天才を見よ』で、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。
2003年(平成12年)には、『水…火』で、ヴェネツィア国際映画祭パジネッティ賞を受賞した。
2009年(平成21年)9月16日、ローマ市内の病院で死去した<i>Addio a Emmer, cantore di Masolino</i>, Satelios News, 2009年9月18日閲覧。。満91歳没。死去に際して、イタリアの文化財・文化活動省大臣のサンドロ・ボンディが哀悼の意を表した。
おもなフィルモグラフィ
- 『ヴェスナ』 Vesna : 1947年
- 『ゴヤ 戦争の災害/聖イシドーロ祭』、撮影マリオ・バーヴァ
- 『八月の日曜日』 Domenica d'agosto : 1950年
- Parigi è sempre Parigi : 1951年
- 『ピクトゥーラ』 Pictura : 1951年
- Le ragazze di Piazza Spagna : 1952年
- 『大氷原』 Eroi dell'Artide : 1953年
- 『ピカソ この天才を見よ』 Picasso : 1954年
- 『高校三年』 Terza Liceo : 1954年
- Il bigamo : 1956年
- Il momento più bello : 1957年
- 『飾り窓の女』 La Fille dans la vitrine : 1960年
- 『水…火』 L'acqua... il fuoco : 2003年
註
外部リンク
- Luciano Emmer - (英語)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/03/21 08:58 UTC (変更履歴)
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