安永航一郎 : ウィキペディア(Wikipedia)
安永 航一郎(やすなが こういちろう、1962年(昭和37年)1月13日 - )は、日本の漫画家。パロディや下ネタを扱った作品を多く手掛ける。
また、同人サークル「沖縄体液軍人会」(おきなわたいえきぐんじんかい)を主宰しており、同人活動においては、自身の作風をより強めた形でアニメやゲーム作品などの二次創作作品を発行している。
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経歴
- 大分県出身。大分舞鶴高等学校を経て、九州大学へ進学。
- 1980年(昭和55年)、「FIELD BALL1980」が『週刊ヤングマガジン』(講談社)主催の「ヤングマガジン創刊記念新人賞」を受賞し、同誌に掲載されて大学在学中に図星 京一郎名義でデビュー。
- 1981年(昭和56年)、「鉄人スポーツマスク」が『少年ジェッツ』(白泉社)主催の「少年ジェッツ創刊記念少年漫画賞ギャグ漫画部門」に入選し、同誌へ掲載される(TAJIMAN名義)。連作シリーズとなり計4話が同誌および別冊誌へ掲載。
- 1982年(昭和57年)から『週刊少年サンデー増刊』(小学館)に短編を発表し、現在のペンネームである「安永 航一郎」名義を使用する。1980年代後半は、『週刊少年サンデー』および『週刊少年サンデー増刊』を中心に、主に小学館系の雑誌で活動。
- 1995年(平成7年)末から「沖縄体液軍人会」という同人サークルを主宰し、アニメ・マンガ・ゲームのパロディ作品を積極的に制作している。
作品
漫画
連載
- 県立地球防衛軍 (週刊少年サンデー増刊号、1983年5月号 - 1985年9月号)
- エイチマン (週刊少年サンデー、1984年34号 - 36号)
- 陸軍中野予備校 (週刊少年サンデー、1985年42号 - 1986年52号)
- 巨乳ハンター (週刊少年サンデー、1989年 - 1990年 → 週刊少年サンデー増刊号、1990年) - 不定期連載
- わたしの親父はホトケ様 (ウィングス、1989年4月号 - 7月号) - 短期集中連載
- 海底人類アンチョビー (週刊少年サンデー増刊号、1992年3月 - 1994年8月)
- 頑丈人間スパルタカス (少年キャプテン、1993年6月号 - 1996年1月号)
- 超感覚ANALマン (電撃大王、1994年創刊号 - 1999年12月号)
- 超人トトカルチョ (小学五年生 → 小学六年生、1995年3月号 - 8月号)
- 火星人刑事 (ウルトラジャンプ、1997年No.14 - 2002年9月号)
- 青空にとおく酒浸り (月刊COMICリュウ、2006年創刊号 - 2012年12月号)
- 下のほうの兄さん(モバMAN、掲載年不詳)
読み切り
- 悪夢の昼食
- 肉弾X
- うで立て一代男 前編・後編(少年サンデー、1983年36号・37号、ぐあむしゃら新人競作第2弾)
- 宇宙戦艦ハーレムノクターン(サイバーコミックス、004号およびガンダムジェネレーション、1号) - アンソロジーコミックに収録
- 実録ジオン体育大学(サイバーコミックス、1990年016号) - アンソロジーコミックに収録
- ロボゾック(サイバーコミックス、022号)
- ゴジラ 対 盆栽娘(THEゴジラCOMIC収録)
- サンデー19Show 奥崎健三、貧者の一報(週刊少年サンデー、1988年2・3合併号)
- フィギュアB×B(月刊チャンピオンREDいちご、2010年05月号)
挿絵
- 東京忍者・総集編(ぶらじま太郎・著、富士見ファンタジア文庫)
- 中村うさぎのビンボー日記(中村うさぎ・著、ザ・スニーカー連載
- 定吉七番シリーズ(東郷隆・著)
- 太閤殿下の定吉七番 カバーイラスト、ゲーム版のキャラクターデザイン・イラスト・コミカライズ
- 定吉七番の復活 (小説現代2010年6月号 - 2011年2月号)雑誌連載版のみで単行本には未収録、文庫版でカバーイラスト
- ビンボー・怒りの脱出(同人誌)表紙イラスト
- マンコ・カパックの陰謀(同人誌)表紙イラスト
- マンコ・カパックの逆襲(同人誌)表紙イラスト
ゲーム
- 定吉七番(ハドソン、PCエンジン) キャラクターデザイン、コミカライズ
- 悪代官(ホビージャパン) カードイラスト、パッケージイラスト
注釈
出典
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/13 07:53 UTC (変更履歴)
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