村田朋泰 : ウィキペディア(Wikipedia)
村田 朋泰(むらた ともやす、1974年7月4日 - )は、東京都出身のアニメーション作家。TOMOYASU MURATA COMPANY代表。
人物
私立大学を中退後、浪人を経て東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2002年同大学院デザイン科修了。2001年に人形アニメ『睡蓮の人』で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。Mr.ChildrenのPVや、ap bankのPVなどを手掛ける。
「路」シリーズ
「路」シリーズは、村田朋泰による一人のピアニストを主人公とした立体アニメーション、全五部作。
- 第一部 藍の路
- 第二部 白の路
- 第三部 檸檬の路
- 第四部 朱の路
- 第五部 路
これまでに「朱の路」(2002年)、「白の路」(2003年)、「藍の路」(2006年)、「檸檬の路」(2008年)の4作品が発表されている(2008年12月現在)。
映像作品
劇場公開
- 『村田朋泰 映像特集』
- 2011年9月3日より新宿K’s cinemeで映像作品集をデジタル上映。
- Aプログラム
- 『朱の路』『白の路』『藍の路』 『檸檬の路』
- Bプログラム
- 『さかだちくん、ひたすら走る!』『さかだちくん、デパートへ行く!』 『さかだちくん、ひたすら喰う!』『家族デッキ』『生は荒川、名は村田朋泰』
- Cプログラム
- 『百色旅館 CM 天然色』『ザ★MURATABAND』『NEWS74』『半透明の耳を持つ少女』『ザ★世界のすべての7月たち』『睡蓮の人』
- 『オモヒデ』『火吹竹』『とおりゃんせ』『冬の虹』『metropolls』『アブレーション/わたしのプティング』『#1』『Oyasumi』
出版作品
- 輝きガール(漫画)
- 大磯情景(小説)
- ルリカケス(漫画)
展覧会・上映
- 2002年 - 「村田朋泰全作品展」(東京)
- 2002年 - 「村田朋泰アニメーション全作品展」現代美術館・名古屋
- 2002年 - 「村田朋泰展 立体アニメの現在」CAI現代美術研究所(北海道)
- 2003年 - 「美術を楽しむために2003 村田朋泰」富岡市美術博物館・福沢一郎記念美術館(群馬)
- 2003年 - 「村田朋泰原画展」GALLERY MoMo(東京)
- 2004年 - 「TOMOYASU MURATA COMPANY.Projects 2004 In TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(東京)
- 2004年 - 「村田朋泰展」ギャラリー人(東京)
- 2004年 - 「村田朋泰 俺の路展」GALLERY MoMo(東京)
- 2004年 - 「村田朋泰展『俺の路』展」熊本パルコ
- 2005年 - 「村田朋泰ー映像・平面ー作品展」アートガーデンギャラリー1,2(岡山)
- 2005年 - 「村田朋泰 ART FUSION」KDDI DESIGNING STUDIO(東京)
- 2005年 - 「村田朋泰展/俺の路/川崎日和」LA CITTADELLA(東京)
- 2005年 - 「俺の路/村田朋泰展」NADIFF modern(東京)
- 2005年 - 「村田朋泰/俺の路/仙台主情主義」せんだいメディアテーク スタジオa(宮城)
- 2006年 - 「村田朋泰展 俺の路・東京モンタージュ」目黒区美術館(東京)
- 2006年 - 「村田朋泰展 Drawing」GALLERY MoMo(東京)
- 2006年 - 「村田朋泰展 俺の路・東京モンタージュ」福岡アルティアム(福岡)
- 2006年 - 「村田朋泰展 森川町弐番地H6書房之怪」ヴァリエテ本六(東京)
- 2007年 - 「村田朋泰展 ブラックルーム&ホワイトルーム」 GALELLY MoMo(東京)
- 2007年 - 「村田朋泰展 百色旅館-さむらいイカが通る」 Gallery Jin(東京)
- 2007年 - 「ルリカケス/八釜磯辺と満月定休日」 ヴァリエテ本六(東京)
- 2007年 - 「湘南ひらつかキネマの星」 平塚市美術館(神奈川)
主な受賞歴
- 第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞(睡蓮の人)
- PFFアワード2002審査員特別賞(睡蓮の人)
- 第9回広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞(朱の路)
- アヌシー2003国際アニメーションフェスティバル推薦作品上映(朱の路)
- 第13回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(家族デッキ)
- SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010短編部門奨励賞(家族デッキ)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/28 14:37 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.