宮口しづゑ : ウィキペディア(Wikipedia)
宮口 しづえ(みやぐち しずえ、1904年9月2日 - 1994年7月5日)は、日本の児童文学作家。
経歴
長野県小諸市生まれ。松本女子師範学校卒業。1927年から1934年まで木曽・馬籠の神坂小学校教師を務め、その後は臨時教員となる。戦後は島崎藤村全集の編纂を行う。1955年から童話を執筆し、1957年に信州児童文学会の前身である「とうげの旗の会」に入会。同人誌「とうげの旗」に作品を発表する傍ら、同会の整備と拡大に尽力し、1971年には発展組織である信州児童文学会の会長に就任、同年、少年少女向け雑誌である文学誌「とうげの旗」を創刊した。
1957年に『ミノスケのスキー帽』で児童文学者協会新人賞、1958年『ゲンと不動明王』で未明文学賞、1974年『箱火ばちのおじいさん』で野間児童文芸推奨作品賞、1980年「宮口しづえ童話全集」全8巻で赤い鳥文学賞受賞。
著書
- 『ミノスケのスキー帽』(筑摩書房) 1957
- 『ゲンと不動明王』(筑摩書房) 1958
- 『山の終バス』(筑摩書房) 1960
- 『ゲンとイズミ』(筑摩書房) 1964
- 『たろなにみてるの』(小峰書店) 1966
- 『おばあさんとくろうし』(鈴木学術財団、ジャータカえほん) 1967
- 「宮口しづえ児童文学集」全5巻(小峰書店) 1969
- 『ゲンと不動明王』
- 『山の終バス』
- 『ゲンとイズミ』
- 『オンタケの子ら』
- 『ミノスケのスキー帽』
- 『箱火ばちのおじいさん』(筑摩書房) 1974
- 『キタじいと木曽馬』(ポプラ社) 1975
- 『胸にともる灯』(筑摩書房) 1975
- 『木曽の街道端から』(筑摩書房) 1977.1
- 「宮口しづえ童話全集」全8巻 筑摩書房 1979
- 『ミノスケのスキー帽』
- 『ゲンと不動明王』
- 『山の終バス』
- 『ゲンとイズミ』
- 『オンタケの子ら』
- 『胸にともる灯』
- 『月夜のゴロウ』
- 『まあるい顔のお客さま』
- 『宮口しづえ童話名作集』(一草舎出版) 2009.6
出典
- 『郷土歴史人物事典 長野』(第一法規) 1978
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 児童文学作家一覧
- 高橋忠治
- 寺島俊治
- 羽生田敏
- はまみつを
- 和田登
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/01/23 06:32 UTC (変更履歴)
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