松尾和子 : ウィキペディア(Wikipedia)

松尾 和子(まつお かずこ、1935年5月17日 - 1992年9月25日)は、日本の歌手。

略歴

東京市蒲田区(現東京都大田区蒲田)生まれ、箱根育ち。

戦後、ジャズに惹かれたことと自身および家族の生活のために歌手となり、レイモンド・コンデのバンド、ゲイ・セプテットの専属歌手のひとりとなる。進駐軍のキャンプやナイトクラブなどで歌ううち、徐々に人気が上がっていき、やがて赤坂のクラブ・リキ(力道山が経営していた。)の専属歌手となり歌っていたときに、フランク永井に認められスカウト。吉田正に紹介されて、ビクターに入社。

1959年には「グッド・ナイト/東京ナイト・クラブ」でレコードデビュー。「グッド・ナイト」は和田弘とマヒナスターズ、「東京ナイト・クラブ」はフランク永井との共唱。当時の日本ではベテラン/人気歌手でも片面はほかの歌手というスプリット盤の形態をとる場合が多く、ビクターおよび吉田正の期待のほどがうかがえる。1960年には「グッド・ナイト」が1959年度のビクターの年間ヒット賞を受賞「松尾和子さん」『小説倶楽部』1960年4月号。。そして第2弾として発売した「誰よりも君を愛す」(マヒナとの共唱)が大ヒットし、それとともに「グッド・ナイト/東京ナイト・クラブ」もつられるかたちで大ヒット。「誰よりも君を愛す」は第2回日本レコード大賞を受賞、「東京ナイト・クラブ」はその後長らくデュエットソングの定番として根強い人気を博し、松尾の名は一躍スターダムへとのし上がり、のちにムード歌謡の女王と称されるようになった。

1960年にはソロで吹き込んだ「再会」がヒット。その後も「夜がわるい」「お座敷小唄」「再会の朝」「銀座ブルース」とコンスタントにヒット曲を出していった。

私生活では歌手デビュー前の1958年にドラマーの大橋喬と結婚、1963年には長男・政和が生まれるが、1966年に大橋と離婚したあたりから人気が下降していく。

1971年ごろには大学生を中心に熟女ブームのようなものが巻き起こり、五月みどりらとともに人気が再燃、「オナペット歌手」の称号を得ていた。この時期以降タレントとしての活動が活発化し、1980年代には「ライオンのいただきます」(フジテレビ)、「午後は○○おもいッきりテレビ」(日本テレビ)のバラエティー/情報番組のコメンテーターとして大活躍し、人気を博していた。また女優としても「池中玄太80キロ」(日本テレビ)などに出演した。

1991年には長男・政和が覚醒剤取締法違反で逮捕され、懲役2年の実刑判決を受ける。このことから松尾はマスメディアから厳しく批判され、芸能活動の大幅自粛を余儀なくされた。おりからブティック経営にも失敗し、負債は8億円ともいわれた。このことに思い悩み、松尾は睡眠薬を多量服用し自殺未遂を起こすまでに追い込まれていた。

政和がまだ服役中だった1992年9月25日、自宅の階段から転落して頭部を強打してしまう。それでも、転落直後に松尾は家族に「何でもない、大丈夫です」と無事であることを主張していたが、数時間後に容態が急変しまもなくして死去した。57歳没。

松尾の死因は脳圧迫死であった。あまりにも突然の事故であり、前述の自殺未遂騒動などから松尾のその急死は大きな波紋を呼んだ。松尾はこのとき、階段に滑り止めが付いておらず滑り止めがあれば転落事故は防げたとも話されていた。

なお松尾の没後、「(松尾に)歌って欲しい曲がいっぱいあったし、書けと言われれば今も書ける。でも肝心の歌う人がいない。せめてフランク(永井)が健在なら…」というのが晩年の吉田の口癖だった。

没後20年以上経った現在でも過去の作品が多数CD化されている。

出所した政和も2011年に48歳で病死している。

「夜がわるい」は1994年、“ポスト松尾和子”と目された真奈尚子がカバーし、翌年ビクターのヒット賞を受賞した『朝日新聞』1995年11月11日付夕刊、2頁(大阪)。。真奈の「夜がわるい」は約7万枚を売り上げた。

墓所は杉並区高円寺南の西照寺。

ディスコグラフィ

シングル

  • 一部を除きビクターからリリース。
# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1959年7月 A面 グッド・ナイト 佐伯孝夫 吉田正 佐野雅美 VS-232
B面 東京ナイト・クラブ 小沢直与志
2 1959年10月 B面 情熱 清水みのる 寺岡真三 VS-251
3 1959年12月 A面 誰よりも君を愛す 川内康範 和田弘 VS-282
B面 そんな女になりました 寺岡真三
4 1960年1月 A面 夜がわるい VS-289
5 1960年2月 A面 佐伯孝夫 佐野雅美 VS-307
B面 夜はあなたのもの
6 1960年4月 A面 ピンクの灯りを消さないで 宮川哲夫 寺岡真三 VS-319
7 A面 嫌い嫌い嫌い 佐伯孝夫 VS-321
8 1960年5月 A面 天使も恋をするかしら 宮川哲夫 VS-328
9 1960年6月 A面 恋情 東哲子 小沢直与志 VS-343
10 1960年7月 A面 小さな酒場 宮川哲夫 寺岡真三 VS-357
11 1960年8月 A面 再会 佐伯孝夫 小沢直与志 VS-373
B面 吉田正
12 1960年9月 A面 恋の旅路の果てなのか 渡久地政信 VS-379
13 A面 山上路夫 吉田正 VS-393
B面 ごめんなさいネ 佐伯孝夫 吉田正 寺岡真三
14 1960年10月 B面 宝石 梶正也 吉田正 VS-395
15 A面 もの想い 宮川哲夫 渡久地政信 VS-399
B面 悶え 朝倉健
16 A面 ドンドン節 佐伯孝夫 徳之島民謡 鈴木庸一 VS-406
B面 五ツ木の子守唄 熊本県民謡 寺岡真三
17 1960年11月 A面 並木通りの喫茶店 吉川静夫 清水保雄 VS-410
18 A面 恋にいのちを 川内康範 吉田正 VS-419
19 1960年12月 A面 とってもたのしくしてあげましょう 佐伯孝夫 吉田正 佐野雅美 VS-427
20 A面 女ひとり 石浜恒夫 大野正雄 VS-436
B面 泣きぬれて 井田誠一
21 1961年1月 B面 恋占い 宮川哲夫 渡久地政信 VS-460
22 1961年3月 A面 こいさん流し 喜志邦三 大野正雄 寺岡真三 VS-476
B面 ねんねこ峠 吉川静夫 和田弘
22 1961年4月 A面 本当に行ってしまうのネ 宮川哲夫 豊田一雄 佐野雅美 VS-488
23 1961年5月 A面 かわいた太陽 柴田忠夫 吉田正 VS-499
24 A面 東京の夜は泣いている 川内康範 VS-500
B面 男は知らない
25 1961年7月 A面 愛の渦潮 梶山季之 大野正雄 VS-541
B面 女の勲章 柴田忠夫 利根一郎
26 1961年11月 B面 君待てども 東辰三 寺岡真三 VS-593
27 A面 湖畔の人 木賊大次郎 鈴木庸一 VS-600
B面 花も夢見る
28 1961年12月 A面 哀愁の一夜 井田誠一 松井八郎 VS-608
B面 その人の名は言えない 井手俊郎
29 1962年1月 A面 愛すればこそ 佐伯孝夫 吉田正 VS-619
B面 女の園
30 1962年2月 A面 白い夜霧のブルース 川内康範 C.Kisco 寺岡真三 VS-639
31 A面 島の娘 長田幹彦 佐々木俊一 VS-644
B面 あなたなしでは 佐伯孝夫
32 1962年3月 A面 昔の人 吉田正 VS-647
33 A面 山麓 植野晃弘 利根一郎 VS-650
B面 こころの炎
34 1962年4月 B面 お伝地獄の唄 藤田まさと 大村能章 寺岡真三 VS-661
35 B面 恋のムード 川内康範 山下毅雄 VS-662
36 1962年5月 A面 この地果つるまで 吉田正 VS-684
37 1962年6月 B面 恋に泣く 相馬詩彦 寺岡真三 VS-703
38 1962年8月 A面 悲しき街に君ありて 時雨音羽 吉田正 VS-749
39 B面 たそがれのワルツ 吉川静夫 進藤猛 VS-792
40 B面 黒い愛 黒岩重吾 山下毅雄 VS-798
41 A面 ひとりでねむる夜はいや 成沢昌茂 牧野昭一 VS-799
42 1962年10月 A面 こころ 川内康範 吉田正 大野喬 VS-812
43 1962年11月 A面 愛しても愛しても 清水みのる 島田逸平 VS-844
44 A面 揺れる耳飾り 宮川哲夫 大野正雄 VS-865
45 1962年12月 A面 ドライ・ジン 山上路夫 平川浪竜 大野喬 VS-869
46 B面 愛人 大林清 吉田正 VS-882
47 1963年1月 A面 恋の詩集 伊吹とおる 島田逸平 VS-884
48 1963年2月 A面 ミサよタンゴを踊ろうよ 佐伯孝夫 吉田信 寺岡真三 VS-930
49 B面 わが愛を君に 木賊大次郎 八洲秀章 VS-932
50 1963年4月 A面 銀座はマロン 川内康範 吉田正 寺岡真三 VS-986
B面 さよならのあとに 木賊大次郎 加藤三雄
51 1963年6月 A面 紫のタンゴ 佐伯孝夫 飯田信夫 寺岡真三 VS-1008
B面 ママの星 木賊大次郎 八洲秀章
52 A面 海へでる蝶 宮川哲夫 大野正雄 VS-1027
53 1963年8月 A面 涙にしてみれば 永六輔 中村八大 VS-1087
54 1963年9月 A面 熱海ブルース 佐伯孝夫 塙六郎 竹村次郎 VS-1098
55 A面 巷の雨 川内康範 吉田正 VS-1107
56 1963年11月 B面 わんわん子守唄 佐伯孝夫 渡辺浦人 VS-1139
57 1964年2月 A面 黒いドレス 宮川哲夫 平川浪竜 寺岡真三 VS-1191
58 1964年4月 A面 山上路夫 大野正雄 小沢直与志 SV-26
59 1964年5月 B面 港にジョーはいつ帰る 沖永良一 吉田正 SV-54
60 1964年7月 B面 さいはての香り 木賊大次郎 利根一郎 SV-65
61 B面 しのぶという女 小田切成明 田中正史 SV-70
62 1964年8月 A面 お座敷小唄 不詳 和田弘 寺岡真三 SV-77
63 A面 ソレンツァラ 水野汀子 P.OlivieriD.Marfisi SPV-20
B面 シャレード 成沢昌茂 H.Mancini 大野喬
64 1964年10月 B面 博多柳町 清水みのる 渡久地政信 SV-115
65 1964年12月 A面 シェルブールの雨傘 あらかわひろし M.Legrand 筒井広志 SPV-30
B面 ひみつ 岡田教和 J.Prieto 寺岡真三
66 1965年2月 A面 アモーレ・ミオ あらかわひろし C.Donida 服部克久 SPV-39
67 1965年3月 A面 続お座敷小唄 不詳 和田弘 寺岡真三 SV-205
68 1965年7月 A面 駅前小唄 井田誠一 鈴木庸一 SV-264
69 A面 風のワルツ 木村嘉長 宍戸睦郎 SV-271
B面 街の灯が赤い
70 1965年8月 A面 泪のこぼれ花 木賊大次郎 三島秀記 寺岡真三 SV-282
71 1965年10月 B面 愛の悲鳴 時枝文雄 渡辺浦人 SV-306
72 1965年11月 A面 白い夜霧の街角 岡城伸幸 岩代浩一 SV-327
B面 愛を知るとき
73 1966年4月 A面 銀座ブルース 相良武 鈴木道明 寺岡真三 SV-386
74 1966年5月 A面 ポロロン子守唄 三枝伸 藤家虹二 SV-403
75 1966年6月 B面 くちづけ 鈴木道明 寺岡真三 SV-424
76 1966年12月 A面 愛の吐息 梶山季之 山下毅雄 SV-499
B面 グラス 三枝伸 寺岡真三
77 1967年1月 B面 雨の東京 紫かずま 佐々木俊一 SV-519
78 1967年8月 A面 おそかった 川内康範 吉田正 SV-598
B面 いのちの恋
79 1967年9月 A面 雨がいつしか降っていた 佐伯孝夫 利根一郎 寺岡真三 SV-613
B面 花のゆくえ
80 1967年11月 A面 傷あと 平岡精二 SV-637
B面 あたしのあなた
81 1968年2月 A面 銀座しぐれ 山口洋子 猪俣公章 SV-663
B面 涙にあまえて 原由記 鈴木庸一 近藤進
82 1968年8月 A面 恋慕小唄 井田誠一 松本浩 SV-734
B面 この恋を返して
83 1969年2月 A面 久し振りね 岩谷時子 吉田正 SV-800
B面 東京ノクターン
84 1969年10月 A面 おじゃましたいの 橋本淳 筒美京平 SV-894
B面 銀座 銀座でお別れね 筒美京平 川口真
85 1970年5月 A面 ひとつの命 川内康範 池野成秋 SV-2031
B面 リビエラの夜 池野成秋
86 1970年10月 A面 女心のブルース 芳枝あき子 灰田勝彦 近藤進 SV-2084
B面 青い旅愁
87 1971年5月 A面 再会 佐伯孝夫 吉田正 寺岡真三 SV-2153
B面 羽田の空も泣いている
88 1971年11月 A面 再会の朝 吉田正 SV-2206
B面 リスボンの酒場
89 1972年1月 A面 女の慕情 川内康範 筒美京平 高田弘 SV-2224
B面 恋のいのち花
90 1972年5月 A面 待ちくたびれて なかにし礼 吉田正 SV-2269
B面 悪魔が出て来て笛を吹く
91 1973年3月 A面 午前零時に逢いましょう 志摩美之 五十嵐悟 小杉仁三 SV-2327
B面 女の祈り
92 1973年8月 A面 霧笛の酒場 佐伯孝夫 曽根幸明 小谷充 SV-2364
B面 酒場の女 五十嵐悟 小杉仁三
93 1973年12月 A面 なみだの子守唄 秋月ともみ 好田忠夫 池多孝春 SV-2391
B面 愛して別れて 有馬三恵子 馬飼野康二
94 1974年5月 A面 煙草のくせ 山口洋子 平尾昌晃 河野土洋 SV-2415
B面 恋と云うもの
95 1975年1月 A面 ひとりぼっちのあなた 松本隆 川口真 SV-2458
B面 つよがり
96 1975年10月 A面 坊や 松尾和子 中川博之 小杉仁三 SV-2501
B面 わんぱく天使 高畠じゅん子
97 A面 人情夜曲 泉谷しげる SV-2506
B面 夜明けのラプソディー
98 1976年10月25日 A面 夜がわるい 川内康範 吉田正 SV-6117
B面 いのちの恋
99 1978年11月5日 A面 枯葉のような女 大沢ルリ子 青木望 SV-6503
B面 ジョーカー 山川啓介 いずみたく いしだかつのり
100 1979年5月25日 A面 枯れる花 荒川利夫 吉田正 寺岡真三 SV-6587
B面 岩谷時子
101 1980年4月21日 A面 さよなら 山上路夫 H.toos 竜崎孝路 SV-6710
B面 私はジョーカー 山川啓介 いずみたく 前田憲男
102 1980年9月21日 A面 いつまでも待つの 岩谷時子 N.Perito SV-7032
B面 KISS ME 橋本淳
103 1984年11月21日 A面 私どうしたらいいの-ナヌン オト カラグ- 吉屋潤松尾和子 尹恒起 薗広昭 7A-0448
B面 恋模様 福沢恵介
104 1986年3月21日 A面 酒よお前は 松尾和子 三島大輔 斉藤恒夫 7A-0568
B面 私どうしたらいいの-ナヌン オト カラグ- 吉屋潤松尾和子 尹恒起 薗広昭
105 1987年12月16日 A面 再会の朝 佐伯孝夫 吉田正 SV-9302
B面 愛乱感謝 なかにし礼 吉田正 竜崎孝路
106 1990年4月21日 01 春来川慕情 池田充男 VIDL-10023
02 船が港をはなれるように 山上路夫

デュエット・シングル

発売日 デュエット 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1959年11月 鶴田浩二 B面 幸福の星 村尾昭 吉田正 寺岡真三 VS-270
1960年5月 フランク永井 A面 夜の招待 佐伯孝夫 小沢直与志 VS-332
1961年5月 藤田功 A面 が呼んでいる 寺岡真三 VS-501
1962年12月 藤本二三代 A面 東京姉妹 東次郎 吉田正 VS-870
1964年3月 フランク永井 A面 国道18号線 宮川哲夫 SV-3
- B面 いつもあなたと一緒に(歌:松尾和子) 川内康範
1977年1月1日 フランク永井 A面 過ぎから 阿久悠 吉田正 寺岡真三 SV-6309

企画シングル

発売日 名義 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1961年6月 フランク永井松尾和子藤本二三代多摩幸子 A面 東京ドドンパ音頭 吉川静夫 鈴木庸一 寺岡真三 VS-508
1965年2月 松尾和子藤本二三代神楽坂浮子 A面 朝きて昼きて晩もきて 宮川哲夫 利根一郎 SV-188
B面 三人で待ってるワ
1967年6月 フランク永井松尾和子吉永小百合三田明 B面 思い出のレコード 佐伯孝夫 吉田正 SV-571

委託制作盤

発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番 備考
1979年 B面 君のふるさと 塩崎俱子 小林亜星 高田弘 17VP-5021 中富良野町・イメージソング

アルバム

オリジナル・アルバム

発売日 タイトル レーベル 規格 規格品番
1960年 夜のハスキー〜松尾和子ムード集〜 ビクター LP LV-128
夜のハスキー 第2集 LV-152
夜のハスキー 第3集 LV-161
1961年 夜のハスキー 第4集 LV-183
松尾和子の俗曲ムード LV-189
夜のハスキー 第5集 LV-221
1962年 夜のハスキー 第6集 LV-300
1963年 夜のハスキー 第7集 LV-352
1966年 夜のためいき SJV-237
2006年7月21日 THINK! CD THCD-022
1967年 知りたくないの ビクター LP SJV-293
1970年 愛と別離 SJX-59
2005年3月9日 CD VICL-41190
1970年 赤坂の夜は更けて LP SJX-104
1971年 恍惚のスクリーン・ムード SJV-503
1972年 松尾和子とためいきと夜 SJX-95
1973年 酒場の唄 SJX-143
2005年3月9日 CD VICL-41191
1975年 ひとりぼっちのあなた LP SJX-203
ラプソディー SJX-216
2007年2月21日 CD VICL-62240
1976年 或る窓 LP SJX-10125
2004年2月5日 ブリッジ CD BRIDGE-011
1979年 スター・ダスト ビクター LP SJX-20109
2010年9月22日 THINK! CD THCD-146
1980年 お大事に/松尾和子イン・アメリカ ビクター LP SJX-30020
1984年6月21日 サテン・ボイス キャニオン C28A-0340
1986年3月21日 身も心も歌に C28A-0484
1988年9月21日 '''私的・昭和歌謡掌史 ビクター CD VDR-1547

ベスト・アルバム

発売日 タイトル レーベル 規格品番
1985年11月21日 松尾和子 全曲集 ビクター VDR-1094
1989年11月21日 VDRY-30015
1990年10月25日 VICL-75
1991年10月25日 VICL-209
1993年10月27日 VICL-457
1995年10月27日 松尾和子【BEST ONE】 VICL-8161
1998年11月6日 松尾和子【TWIN BEST】 VICL-41037〜38
1999年7月7日 松尾和子【NEW BEST ONE】 VICL-41053
2002年3月21日 <RE-MASTER VOICE>松尾和子 VICL-60857〜58
2002年9月21日 <RE-MASTER VOICE>松尾和子II VICL-60923〜24
2004年5月21日 松尾和子 吉田正作品集 VICL-61402
2013年11月20日 松尾和子 ザ・ベスト VICL-41318
2019年1月9日 日本の流行歌スターたち(2)松尾和子 グッド・ナイト〜夜がわるい VICL-65102

タイアップ曲

楽曲 タイアップ
1960年 誰よりも君を愛す 映画『誰よりも君を愛す』主題歌
嫌い嫌い嫌い 映画『嫌い嫌い嫌い』主題歌
女ひとり 関西テレビ系ドラマ『女ひとり』主題歌
1961年 恋にいのちを 映画『恋にいのちを』主題歌
東京の夜は泣いている 映画『東京の夜は泣いている』主題歌
愛の渦潮 朝日放送系ラジオドラマ『愛の渦潮』主題歌
女の勲章 ニッポン放送系ラジオドラマ『女の勲章』主題歌
湖畔の人 映画『湖畔の人』主題歌
1962年 愛すればこそ フジテレビ系ドラマ『愛すればこそ』主題歌
女の園 NHKドラマ『女の園』主題歌
山麓 映画『山麓』主題歌
この地果つるまで NET系ドラマ『この地果つるまで』主題歌
ひとりでねむる夜はいや 映画『裸体』主題歌
揺れる耳飾り TBS系ドラマ『揺れる耳飾り』主題歌
愛人 NTV系ドラマ『愛人』主題歌
1963年 海へでる蝶 TBS系ドラマ『海へでる蝶』主題歌
涙にしてみれば NHK『夢であいましょう』今月のうた(1963年6月)
わんわん子守唄 アニメ映画『わんわん忠臣蔵』挿入歌
1964年 国道18号線 NTV系ドラマ『国道18号線』主題歌
しのぶという女 関西テレビ系ドラマ『しのぶという女』主題歌
1965年 駅前小唄 映画『喜劇 駅前金融』主題歌
1966年 愛の吐息 TBS系ドラマ『人妻だから』主題歌

出演

ドラマ

  • 特別機動捜査隊 第310話「誰よりも愛す」(1967年、NET)
  • 傷だらけの天使 第15話「つよがり女に涙酒を」(1974年、NTV・東宝)- クラブ歌手、ララバイ・ミツコ役
  • けんか安兵衛(1975年、KTV)
  • 池中玄太80キロ(1980年 - 1992年、NTV)- 飯島歌子(のち楠夫人)
  • 月曜ドラマランド「ひまわりくん」(1985年、CX)
  • 火曜サスペンス劇場「ウェディングベル」(1986年、NTV)
  • 化身(1987年、KTV)
  • 秋のドラマスペシャル「父子の対話」(1989年、KTV)

バラエティ

  • ライオンのいただきます(CX)- 準レギュラー
  • 午後は○○おもいッきりテレビ(NTV)- コメンテーター

ほか多数

映画

  • 喜劇 駅前弁天(1966年、東宝)- 福丸役
  • 夜の手配師 すけ千人斬り(1971年、東映)- 九条ユリヤ役
  • 新仁義なき戦い(1974年、東映)- 青木文子役
  • 極道の妻たち(1986年、東映)

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 対戦相手
1960年(昭和35年)/第11回誰よりも君を愛す平尾昌章
1961年(昭和36年)/第12回再会水原弘
1962年(昭和37年)/第13回昔の人ジェリー藤尾
1989年(平成元年)/第40回誰よりも君を愛す千昌夫

出典

注釈

関連項目

  • 1959年の音楽#デビュー - 同じ年にデビューした歌手。
  • TSK・CCCターミナルビル

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