ブルース・ジェイ・フリードマン : ウィキペディア(Wikipedia)
ブルース・ジェイ・フリードマン(Bruce Jay Friedman、1930年 - 2020年6月3日)は、アメリカ合衆国の小説家、劇作家、脚本家である。ブルース・J・フリードマン名義もある。
来歴
ニューヨーク市ブロンクス出身。ミズーリ大学を中退し、空軍の広報活動を経て、男性誌の編集に従事する。
23歳の時、最初の短編が「ニューヨーカー」誌に掲載。現代アメリカ社会におけるユダヤ人の生活をペーソスとユーモアで描いた「スターン氏のはかない抵抗」(1962年)で、ジョン・ホークス、ジェイムズ・バーディ等とともに、ブラック・ユーモアの旗手として知られる。また、1964年の「お母さんのキス」がベストセラーになる。
戯曲「スクーバ・ドゥーバ」(1967年)はオフ・ブロードウェイで成功を収める。他の作品に「ハリー・タウンズについて」(1974年)など。
またエッセイ集「THE LONELY GUY」が、「スティーブ・マーティンのロンリー・ガイ」として映画化された他、コメディ映画の脚本も執筆している。
翻訳された著書
- 『スクーバ・ドゥーバ 今日の英米演劇 第5』白水社、1968
- 『スターン氏のはかない抵抗 新しい世界の文学54』 沼沢洽治 訳 白水社 1971 のち白水Uブックス 1984
- 『黒い天使たち』 浅倉久志訳 早川書房 1972
- 『刑事 新しい世界の文学71』沼沢洽治 訳 白水社 1975
映画
- ふたり自身 (1972) 原作
- フォア・プレイ (1975) 原案
- スター・クレイジー (1980) 脚本
- ダン・アイクロイドの Dr.デトロイトを探せ! (1983) 脚本
- スティーブ・マーティンの ロンリー・ガイ (1983) 原作
- スプラッシュ (1984) 脚本/原案
- ライラにお手あげ (2008) 原作
出典
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/08/28 13:33 UTC (変更履歴)
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