パトリック・スミス : ウィキペディア(Wikipedia)

パトリック・スミスPatrick Smith、1963年8月28日 - 2019年6月18日)は、アメリカ合衆国コロラド州デンバー出身の男性総合格闘家、キックボクサー、ボクサー。ロボタイ所属。ブラジリアン柔術紫帯、空手、テコンドー、拳法、ハプキドー黒帯。

来歴

チャック・ノリスブルース・リーなどのアクションスターに憧れて弟とフルコンタクト空手を始める。その後円心会館主催で開催された1993年のサバキチャレンジで優勝。空手での試合では黒い道着を着て試合に臨む事が多い。正道会館の大会へ出場した事もある。

1993年10月3日、正道会館主催のカラテワールドカップ '93に出場。1回戦で佐竹雅昭に右中段突きを膝で塞がれ拳を怪我し、一本負け。

1993年11月12日、UFC 1に出場し、トーナメント1回戦でケン・シャムロックにヒールホールドで一本負け。

1994年3月11日、UFC 2のトーナメントを3試合勝ち抜き、決勝でホイス・グレイシーと対戦したが、パウンドでギブアップ負け。

1994年4月30日、K-1 GRAND PRIX '94の1回戦でアンディ・フグと対戦。試合開始直後にフグの得意技であるかかと落としからの右フックでダウンを奪うと、直後に右アッパーで2度目のダウンを奪い、開始19秒でKO勝ち。準決勝ではピーター・アーツにKO負け。

1994年9月18日、K-1 REVENGEでフグと再戦し、左膝蹴りでKO負け。リベンジを許してしまった。

1994年12月10日、K-1 LEGEND 〜乱〜でキモと総合格闘技ルールで対戦し、バックマウントパンチでTKO負け。

1995年3月3日、K-1 GRAND PRIX '95の1回戦でスタン・ザ・マンと対戦し、右ローキックでKO負け。

1995年9月3日、K-1 REVENGE IIでムサシ(現・武蔵)のデビュー戦の相手を務めたが、左ハイキックでKO負け。

1995年12月9日、K-1 HERCULESで田村潔司と総合格闘技ルールで対戦し、ヒールホールドで一本負け。

1997年にはキングダムに参戦。9月3日に安生洋二、11月15日に垣原賢人、11月19日に金原弘光と対戦した。

2019年6月18日(日本時間19日)午後3時15分、膀胱がんにより死去した。55歳だった。

戦績

総合格闘技

キックボクシング

空手

プロボクシング

  • 17戦 5勝 4KO 10敗 1分

獲得タイトル

  • 円心会空手 サバキチャレンジ '93 ヘビー級 優勝

関連項目

  • 男子総合格闘家一覧
  • 男子キックボクサー一覧
  • 男子ボクサー一覧
  • UFC選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/04/02 11:26 UTC (変更履歴
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