ナンニ・ロイ : ウィキペディア(Wikipedia)
ナンニ・ロイ(Nanni Loy、1925年10月23日 カリャリ - 1995年8月21日 フィウミチーノ)は、イタリアの映画監督、舞台演出家、テレビディレクターである。「イタリア式コメディ」の重要人物として知られる。
来歴・人物
1925年10月23日、イタリア・サルデーニャ州カリャリに生まれる。自分自身のショウ『Specchio segreto』とともに、1965年、アメリカのテレビ番組『Candid Camera』をイタリアに紹介したことで知られる。
『Padre di famiglia』(1967年)といったコメディ映画が専門であるが、『Detenuto in attesa di giudizio』(1971年)や『Sistemo l'America e torno』(1973年)といった社会派映画も撮っている。また俳優としても活動し、フランスのジョルジュ・ロートネル監督の『狼どもの報酬』(1971年)などに出演している。
1995年8月21日、ローマ近郊フィウミチーノのフレゲーネで死去。。
おもなフィルモグラフィ
- Pittori allo specchio 短篇ドキュメンタリー 1950年
- Parola di ladro 1956年 共同監督ジャンニ・プッチーニ ※長篇デビュー作
- Il marito 1958年 共同監督ジャンニ・プッチーニ
- Audace colpo dei soliti ignoti 1959年
- Un giorno da leoni 1961年
- 祖国は誰れのものぞ Le quattro giornate di Napoli 1962年
- Made in Italy 1965年
- Il padre di famiglia 1967年
- シシリー要塞異常なし Rosolino Paternò soldato 1970年
- Detenuto in attesa di giudizio 1971年 ※第22回ベルリン国際映画祭コンペティション部門上映
- Sistemo l'America e torno 1973年
- Italian Superman 1976年 ※無署名
- オムニバス『Quelle strane occasioni』(参加監督ルイジ・コメンチーニ、ルイジ・マーニ)の一篇
- Signore e signori, buonanotte 1976年
- Café Express 1980年
- Testa o croce 1982年
- Mi manda Picone 1984年
- Amici miei atto III 1985年
- Scugnizzi 1989年 ※ヴェネツィア国際映画祭イタリア議会金メダル受賞
- Pacco, doppio pacco e contropaccotto 1993年
- A che punto è la notte テレビ映画 1995年 ※遺作
外部リンク
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