加藤雄一 : ウィキペディア(Wikipedia)

加藤 雄一(かとう ゆういち、1950年2月1日 - )は、日本の実業家、経営コンサルタント。アドバネクス株式会社元代表取締役会長・社長、事業創造大学院大学客員教授事業創造大学院大学 教員紹介 客員教授日本経営合理化協会 講師案内

人物・経歴

1950年2月1日生まれIRBANK アドバネクス 役員の状況。東京都出身。

立教大学経済学部卒業後、1972年4月、父親の経営する加藤スプリング製作所(現・アドバネクス株式会社)に入社。入社と同時に最初の海外派遣社員として、米国現地法人に赴任。その後、シンガポール・米・英・タイ・マレーシアに拠点を立ち上げる。若手への権限委譲などの社内改革を進めた。

1987年、社長就任。当時の上場会社の中では最も若い37歳であった。

社長就任翌年の1988年8月、中長期ビジョンを発表し、既存の中心事業であるスプリング依存の体質から、総合精密部品メーカーへの転進を図ることを掲げる。これが第2創業期の始まりとなった。

2001年7月には社名をアドバネクス株式会社に変更。2004年、東京証券取引所第1部上場Japan Business History Institute『成長と革新の企業経営 社長が語る学生へのメッセージ』。2005年4月、代表取締役会長兼社長に就任。2013年6月に社長を退任し、代表取締役会長に就任。2018年6月、代表取締役会長を退任。

アドバネクスから独立させた子会社であった株式会社ストロベリーコーポレーション(後のアドバネクスモーションデザイン)は、携帯電話が主流の時代には、ヒンジユニットが世界トップシェアとなり、JASDAQ市場への株式上場を果たした。その後、スマートフォンの台頭により、現在は会社清算している。

加藤は経営者としての長年の経験を活かし、経営コンサルタントや大学講師として活躍する。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/15 13:03 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「加藤雄一」の人物情報へ