リティカー・シン : ウィキペディア(Wikipedia)

リティカー・シン(Ritika Singh)は、インドのタミル語映画で活動する女優。代表作には『』があり、同作及びリメイク作品の『Guru』でフィルムフェア賞、フィルムフェア賞 南インド映画部門を受賞している。

キャリア

格闘家

リティカー・シンは父親からキックボクシングと総合格闘技の技術を学び、2009年アジアインドアゲームズにとして出場した。また、2012年にはSuper Fight League 1に総合格闘技選手として出場している。

女優

2016年に『』で女優デビューした。彼女はSuper Fight Leagueの広告に掲載された際にスダー・コーングラーの目に留まり、Super Fight League会長を介して『最終ラウンド』のオーディションを受けて合格し、チェンナイのスラム街で育った主人公マディに起用された。彼女を起用した理由について、スダー・コーングラーは『最終ラウンド』がボクシングを題材にした作品であることから、「主人公には女優ではなくプロのボクサーを起用したいと思っていた」と語っている。同作はヒンディー語・タミル語の二言語版が製作され、マディの師匠役としてが起用されたほか、ラージクマール・ヒラーニがヒンディー語版のプロデューサーを務めている。リティカー・シンの演技は批評家から絶賛され、を受賞した。同年はの『Aandavan Kattalai』にも出演し、2017年には『最終ラウンド』のテルグ語リメイク版である『Guru』に出演した。その後、の『Shivalinga』やハリ・ナートの『Neevevaro』に出演し{{Cite news|url=https://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/telugu/movie-reviews/neevevaro/movie-review/65525405.cms|title = Neevevaro Movie Review {3/5}: A promising plot, but is too cluttered to make any impact|website = The Times of India|accessdate=2025-07-11}}、2020年には『Oh My Kadavule』でと共演している。2023年に『InCar』で主演を務めた後、配信ドラマシリーズの『Story of Things』『Bench Life』に出演した。2024年には『』でラジニカーントと共演している。

フィルモグラフィー

映画

作品 役名 言語 備考
2016エリル・マディタミル語多言語映画
ヒンディー語
Aandavan Kattalaiカルメガ・クラリタミル語
2017Guruラメーシュワリ(ラムル)テルグ語
Shivalingaサティヤタミル語
2018Neevevaroアヌテルグ語
2020Oh My Kadavuleアヌ・ポールラージタミル語
2023InCarサクシ・グラティヒンディー語
Kolaiサンディヤ・モーハンラージタミル語
King of Kotha本人役マラヤーラム語カメオ出演
2024Valariディヴィヤ・ダルシニテルグ語
Mazhai Pidikkatha Manithan本人役タミル語カメオ出演
ルーパ・キランタミル語

ドラマシリーズ

作品役名言語配信/放送局備考出典
2023Story of Thingsシュルティタミル語エピソード「Compressor」に出演
2024Bench Lifeミーナクシ・シャルマーテルグ語

受賞歴

部門作品結果出典
国家映画賞
『最終ラウンド』
フィルムフェア賞
新人女優賞 『最終ラウンド』
フィルムフェア賞 南インド映画部門
『最終ラウンド』
『Guru』
テルグ語映画部門審査員選出女優賞
南インド国際映画賞
『最終ラウンド』
テルグ語映画部門主演女優賞『Guru』
IIFAウトサヴァム
タミル語映画部門主演女優賞 『最終ラウンド』
タミル・ナードゥ州映画賞
2015年 『最終ラウンド』
2017年 主演女優賞 『最終ラウンド』
ジー・シネ・アワード
2017年 『最終ラウンド』

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/07/13 14:38 UTC (変更履歴
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