小桜ほのか : ウィキペディア(Wikipedia)

小桜 ほのか(こざくら ほのか、5月6日『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、109頁。ISBN 978-4-86649-223-0。 - )は、宝塚歌劇団星組に所属する娘役。

東京都豊島区、日本女子大学附属高等学校出身。身長162cm。血液型O型『To The Future/宝塚GRAPH 2017年2月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、122頁。。愛称は「ほのか」、「あいこ」、「のんちゃん」。

来歴

2011年、宝塚音楽学校入学。

2013年、宝塚歌劇団に99期生として入団。入団時の成績は5番。雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台。

2014年、組まわりを経て星組に配属。

2016年、北翔海莉・妃海風トップコンビ退団公演となる「桜華に舞え」で、新人公演初ヒロイン。

2020年の「シラノ・ド・ベルジュラック」(ドラマシティ公演)で、専科顧問・轟悠の相手役を務め、ヒロイン宝塚20年ラストミュージカル開幕 主演轟悠が好演 日刊スポーツ。宝塚歌劇専科・轟悠主演「シラノ」開幕「この作品を、このメンバーで心して」 デイリースポーツ。。当初は東上公演として上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大により、ドラマシティのみでの振替公演となった宝塚専科・轟悠の主演作「シラノ―」大阪で開幕「応援してくださる方々から逆にエネルギーをいただく形」 スポーツ報知。。

2022年の「ベアタ・ベアトリクス」でバウホール公演初ヒロイン宝塚星組・極美慎のバウホール初主演作「ベアタ・ベアトリクス」開幕 スポーツ報知。宝塚星組・極美慎 初バウ主演「ベアタ・ベアトリクス」初日 「大切な時間を実感」 デイリースポーツ。。

人物

宝塚初観劇は2006年花組公演「ファントム」。キラキラしたオペラ座の世界と美しい音楽、ヒロインのクリスティーヌに憧れ、娘役を目指すようになる。

学生時代は囲碁部に所属していた。祖父の家にあった碁盤と碁石に憧れて入部し、学校の行き帰りの電車の中でも定石の本を読むなど、囲碁の世界に熱中していた。

憧れの上級生は桜乃彩音と妃海風。

主な舞台

初舞台

  • 2013年4 - 5月、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』(宝塚大劇場のみ)

組まわり

  • 2013年11 - 2014年2月、雪組『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』

星組時代

  • 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』『パッショネイト宝塚!』
  • 2014年11 - 12月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - 令嬢
  • 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - 新人公演:サラ(本役:真衣ひなの)/セブンシーズ(本役:真彩希帆)『Dear DIAMOND!!』
  • 2015年6 - 7月、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)
  • 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - 新人公演:ミミ(本役:綺咲愛里)
  • 2016年1月、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
  • 2016年3 - 6月、『こうもり』 - フローラ、新人公演:イーダ(本役:綺咲愛里)『THE ENTERTAINER!』
  • 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 太郎、新人公演:大谷吹優(本役:妃海風)『ロマンス!! (Romance)』 新人公演初ヒロイン
  • 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム) - プリティ
  • 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - サリー/民衆、新人公演:マリー・グロショルツ(本役:有沙瞳初エトワール
  • 2017年7 - 8月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場) - プリティ
  • 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - エヴァ、新人公演:レーニ・リーフェンシュタール(本役:音波みのり)『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
  • 2018年2月、『ドクトル・ジバゴ』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - アントーニナ・アレクサンドロヴナ・グロメコ(トーニャ)
  • 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 菊奴、新人公演:初音(本役:有沙瞳)『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
  • 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - エッダ、新人公演:マインラート夫人(本役:白妙なつ)『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』
  • 2019年5月、『アルジェの男』 - アナ・ベル『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』(全国ツアー)
  • 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - AI、新人公演:タン・ヤン(本役:有沙瞳)『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
  • 2019年11 - 12月、『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - アロイジア・ウェーバー
  • 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 瑛琳『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場)
  • 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 瑛琳『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)
  • 2020年12月、『シラノ・ド・ベルジュラック』(ドラマシティ) - ロクサアヌ(マグドレエヌ・ロパン) ヒロイン
  • 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』 エトワール
  • 2021年7月、『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』(ドラマシティ・プレイハウス) - 麗々
  • 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 - お千絵『モアー・ダンディズム!』
  • 2022年2月、『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』(KAAT神奈川芸術劇場) - ガートルード・チルターン<華宝塚>心を磨いて愛情表現 小桜(こざくら)ほのか(星組) 東京新聞。
  • 2022年4 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - ジュディス『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
  • 2022年9月、『ベアタ・ベアトリクス』(バウホール) - リジー・シダル バウ初ヒロイン
  • 2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 - ガンベダオバ『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
  • 2023年3 - 4月、『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』(ドラマシティ・日本青年館) - ヴァルノ夫人
  • 2023年6 - 8月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - ソレーヌ・マズリエ
  • 2023年10 - 11月、『ME AND MY GIRL』(博多座) - ディーン・マリア公爵夫人
  • 2024年1 - 4月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - キャサリン『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』

出演イベント

受賞歴

  • 2023年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2022年度アーティスト賞『宝塚GRAPH 2023年10月号/宝塚通信』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、86頁。

注釈

出典

参考文献

外部リンク

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