マリー・ンディアイ : ウィキペディア(Wikipedia)

マリー・ンディアイ、1967年6月4日 - )はフランスの小説家、劇作家。

経歴

12歳から執筆を開始し、17歳の若さで処女長編 を発表した。2001年には長編『ロジー・カルプ』でフェミナ賞を、2009年には『三人の逞しい女』でゴンクール賞を受賞した 。また彼女が作劇した戯曲 は、女性作品としては2番目のコメディ・フランセーズ上演種目となった。

ンディアイはピティヴィエで生まれ、フランス人の母の元で育った。父はセネガル人だが、彼女が15歳になるまで父と会うことはなかった。

日本語訳

  • 『みんな友だち』笠間直穂子訳、インスクリプト、2006年
  • 『心ふさがれて』笠間直穂子訳、インスクリプト、2008年
  • 『ねがいごと』笠間直穂子訳、駿河台出版社、2008年
  • 『ロジー・カルプ』小野正嗣訳、早川書房、2010年
  • 『三人の逞しい女』小野正嗣訳、早川書房、2012年
  • 『パパも食べなきゃ』根岸徹郎訳、れんが書房新社、2013年

作品リスト

長編/短編集

  • (1985)
  • 古典劇 ( 1988) - 200ページに渡る全文を、わずか一文で書き上げた作品。
  • (1989)
  • (1991)
  • (1994)
  • (1996)
  • ロジー・カルプ ( 2001) - 2001年フェミナ賞受賞
  • みんな友だち ( 2004) - 中短編集
  • (2005)
  • 心ふさがれて ( 2007)
  • 三人の逞しい女( 2009) - 2009年ゴンクール賞受賞

戯曲

  • (1999)
  • (2003)
  • (2004)
  • (2004)

児童書

  • (2000)
  • (2003) - 絵・ピエール・モルネ
  • ねがいごと ( 2005) - 絵・アリス・シャルバン

エッセイ

  • (1999)

脚本

  • サントメール ある被告 Saint Omer (2022)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/17 15:52 UTC (変更履歴
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