イスマイル・ダルバール : ウィキペディア（Wikipedia）

イスマイル・ダルバール（Ismail Darbar、1964年6月1日 - ）は、インドのヒンディー語映画で活動する音楽監督、作曲家、歌手、ヴァイオリニスト。『ミモラ心のままに』でを受賞している。

キャリア

セッション・ヴァイオリニストとして、、、、、、、A・R・ラフマーンなどの音楽監督と仕事を共にした後、サンジャイ・リーラー・バンサーリーの『ミモラ心のままに』でブレイクした。これ以前にはバンサーリーの『[[:en:Khamoshi: The Musical|Khamoshi: The Musical]]』にヴァイオリニストとして参加しており、2002年には『デーヴダース』にも参加して高い評価を得たものの、これ以降は意見の相違を理由にバンサーリー監督作品から距離を置くようになった。2005年にはの『[[:en:Kisna: The Warrior Poet|Kisna: The Warrior Poet]]』に参加し、ミュージカル版『指輪物語』の作曲で多忙だったA・R・ラフマーンに代わり、7曲の作曲を手掛けた。ダルバールの手腕について、スバーシュ・ガイは「2人の仕事振りは実に素晴らしく、イスマイルとラフマーンの楽曲を区別する必要性は感じられなかった」と語っている。また、同年にはジャティン＝ラリト、、ヒメーシュ・レーシャミヤーと共に『Sa Re Ga Ma Pa Challenge 2005』の審査員を務め、その後も『Sa Re Ga Ma Pa Challenge 2007』『Star Voice of India』『[[:en:Bharat Ki Shaan: Singing Star|Bharat Ki Shaan: Singing Star]]』で審査員を務めている。2011年にはに入党し、政治活動を始めた。

フィルモグラフィー

ミモラ心のままに（1999年）
Tera Jadoo Chal Gayaa（2000年）
Deewangee（2002年）
デーヴダース（2002年）
Desh Devi（2002年）
[[:en:Shakti: The Power|Shakti: The Power]]（2002年）
[[:en:Baaz: A Bird in Danger|Baaz: A Bird in Danger]]（2003年）
Vishnu（2003年）
[[:en:Kisna: The Warrior Poet|Kisna: The Warrior Poet]]（2005年）
Husn（2006年）
Debojit（2006年）
Rasiya Saajan（2007年）
Mehbooba（2008年）
The Unforgettable（2009年）
Mahabharat（2013年）
Kaanchi（2014年）
Gurudakshina（2014年）
Santheyalli Nintha Kabira（2016年）
Yeh Kaisa Tigdam（2018年）

トラブル

2008年にA・R・ラフマーンが『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー作曲賞・アカデミー歌曲賞を受賞した際に「金でアカデミー賞を買った」と発言して物議を醸した。これに対してラフマーンはダルバールの発言を否定し、法的措置をとる意思はないことを明言している。また、2015年2月2日には助監督のプラシャーミット・チョーダリーに対する暴行容疑で息子ザーイド・ダルバールや音楽チームのメンバーと共に逮捕された。チョーダリーはダルバールが製作していた映画の助監督だったが、給与の未払いについて不満を感じ、給与の支払いを求めたところ、ザーイドを含めた数人に暴行されたという。

受賞歴

年	部門	作品	結果
国家映画賞
		『ミモラ心のままに』
フィルムフェア賞
		『ミモラ心のままに』
	R・D・ブルマン賞	『ミモラ心のままに』
	音楽監督賞	『デーヴダース』
国際インド映画アカデミー賞
		『ミモラ心のままに』
ジー・シネ・アワード
		『ミモラ心のままに』	rowspan=2
2003年		『デーヴダース』
スター・スクリーン・アワード
		『ミモラ心のままに』
2003年		『デーヴダース』

2003年	音楽監督賞	『デーヴダース』