チェ・ジニ : ウィキペディア(Wikipedia)

チェ・ジニ(、崔辰煕、1957年1月3日 - )は、大韓民国全羅北道裡里市(現:益山市)出身の歌手。チェ・ジンヒとも表記される。

来歴

高校3年生の時の友人と上京してオアシスレコード社オーディションに合格し、女性6人組バンド「群れたち()」を結成して活動した。ナイトクラブなどで活動していた際に、音楽家のキム・ヒガプの目に留り、1983年にハヌルタリ()の一員として、KBSドラマ「青春行進曲」の主題歌「君は私の人生()」でデビュー。同楽曲は1984年のラジオでの放送回数1位を記録しヒットした。

1984年にアルバム「愛の迷路()/水しぶき()」でソロデビュー。タイトル曲の「愛の迷路()」は、KBS歌謡トップ10で番組初の41週連続20位以内を記録するとともに、5週連続1位を獲得(ゴールデンカップ)した2015年10月12日放送 KBS「不朽の名曲2~伝説を歌う」。また、同楽曲は北朝鮮の金正日総書記の愛唱歌としても知られている金正恩氏は韓流アイドルの“扇情”ダンスにどう反応? 平壌公演、あの世界的歌手は除外 産経ニュース 2018年4月1日。その他にも収録曲の「水しぶき()」は、MBCドラマ「水しぶき」の主題歌に採用されヒットし、百想芸術大賞のTV部門主題歌賞を受賞した。

1986年には、ソロ2枚のアルバムのタイトル曲「カフェで()」をヒットさせる。同楽曲は、ロッテ七星飲料のCMソングにも採用され、SMエンタテインメントの創設者であるイ・スマンとともに自身も出演した。また、「風に吹かれて雨に濡れても()」でMBCソウル国際歌謡祭の金賞を受賞する。

1987年には、「私たちはとても簡単に別れました()」が収録されたアルバムが50万枚以上売れ、ニュージーランドの「ABU歌謡祭」で金賞を受賞した。

2018年には、北朝鮮の平壌公演で自身のヒット曲である「愛の迷路()」とともに、北朝鮮側からの要請で兄弟デュオ ヒョニとドギの楽曲である「遅すぎる後悔()」(1985年)を歌唱する平壌公演で歌手チェ・ジニが歌った「遅すぎる後悔」に、正恩氏「歌ってくれて、ありがとう」 ワウコリア 2018年4月3日

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/09 04:47 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「チェ・ジニ」の人物情報へ