デア・クルムベガスビリ
ジョージア出身で、コーカサス山脈の麓の町ラゴデヒで育つ。ニューヨークのニュースクール大学でメディア研究を、コロンビア大学芸術学部で映画学を学ぶ。
在学中に発表した短編デビュー作「Invisible Spaces」(14)が2014年のカンヌ国際映画祭で短編コンペティション部門に出品されるなど、早くから監督としての才能を発揮。短編第2作「Lethe」(16)もカンヌでプレミア上映された。
長編監督デビュー作「BEGINNING ビギニング」(20)も第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選ばれ、第45回トロント映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞したほか、第68回サン・セバスチャン映画祭で審査員長のルカ・グァダニーノに絶賛され、最優秀作品賞、監督賞、女優賞、脚本賞を受賞した。